見た目は普通(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠


重度自閉症スペクトラムを患う

普通になれないわたしの奮闘記(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)


今週末から来週末にかけて、高校生の息子は定期試験があるそうだ。


ASDのわたしはあまり他人に興味がない。それはまた息子も例外ではない。息子の定期試験があることも毎月の学校行事予定表をもらうまで

全然知らなかった。


「勉強しなさい!」とも「テストでいい点数をとりなさい!」ともわたしは全く言わない。


なぜなら、無理だと分かっているからだ。


わたしは高校生の頃、成績は学年トップクラスだった。だからこそ、自分の息子が全然勉強ができないことも、そもそも勉強をする気がないことも見ていれば分かる。


わたしは勉強はできた。でも、何も残らなかった。だから、息子に勉強を頑張りなさいと言えない。ASDのわたしは思ってないことは口にできないのだ。


息子の成績がよくなろうと、いい点数を取ろうとわたしには関係がないしそもそも興味がない。正直、退学にさえならなければなんでもいいのだ。


こんなふうに言葉にすると、こどもに無関心なネグレクトママのように感じるかもしれないが、そうゆうわけでもない。


ASDのわたしは子育てもこどもとの距離感も独特なので誤解されやすいが、こどもに愛情がないわけではない。大切に想っているし、きちんと育てなければならないと誰よりも強く責任は感じている。でも、なかなか周りに理解されないのがASD母のつらいところである(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)


でも、周りから理解される必要はない。息子にだけわたしの想いが伝わればそれでいいのだ。だから、コミュニケーションの苦手なわたしはこうゆうとき支援物資で解決する(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)


息子にありったけの差し入れをするのだ。




テスト前の勉強期間中に食べれるお菓子や、眠くなったときの栄養ドリンクや、試験後に食べるアイスをたっぷり用意して

「テスト大変だと思うからモチベーションが下がらないように差し入れ用意したから食べてね(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠」

とだけ言って息子に差し出した。相手の気持ちを察することのできないASDのわたしは、こうゆうとき無自覚に相手にプレッシャーをかける言葉や恩着せがましい言葉を投げかけてしまうことが多い。だから、「頑張ってね!」とも「いい点数とれるといいね!」とも言わない。

ただただ
「母はあなたの味方です(⁠´⁠∩⁠。⁠•⁠ ⁠ᵕ⁠ ⁠•⁠。⁠∩⁠`⁠)」
という気持ちさえ伝わってくれればいいと思っている。

わたしがもし定型発達の母親ならもっと息子に適した声がけができたのかもしれない。もっと寄り添えたのかもしれない。もっとフォローできたのかもしれない。でも、わたしには息子の気持ちが分からないし、距離感も、コミュニケーションも難しい。⁠ 

だからこそ、適度な距離感を保ちながら自分のできることを押し付けない程度にカタチにして伝える支援物資制度を採用している。これがASDのわたしができる精一杯の応援であり、母としての愛情表現だと思っている。

ちゃんと息子に伝わっているだろうか(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)