ーありがとうの詩ー


言葉って
あったかやな

言葉って
湯たんぽみたいな

温もりを
秘めてるんやな

言葉って





深き想いの言葉って
お薬みたい

綿毛みたいに
ふわふわになって

心が軽く軽くなっていく




おまけに、身体に羽がはえて
この秋の空高く飛べそうにある


それは錯覚だと分かっていても
言葉の中に吐息が聞こえる!!

言葉は生き物やな
人間と一緒な……



優しい温もりのある
想いの丈の言の葉が紡いで生ける
自分でありたいな!!



そんなこんなの想いの中に
病室で横たわっていた一日が
とっくに日も傾いて時は流るる、


佳き宵に在りますように。


吉之




お花たちも
おやすみの準備を済ませたらしい