先日は娘のやばい大学生活ぶりを披露したが、
「授業中寝てばっかりで、
テストの過去問写さないと単位取れないようなヤツは、
大学なんて行く意味なくない?」
と思う人もいるだろう。
そんなやる気のない人間が行くところじゃないと。
正論だと思います。
というか、
ド正論カマしてばかりだった昔の私は
そう思ってたわ😁
なぜ、娘は大学進学することになったのか。
有り体に言ってしまうと、
そこしか行くところがなかったから
なのである😅
本人は、最初は専門学校に行きたがっていた。
しかし、
専門学校はとても忙しくてオタ活なんてしてる暇はないと知り、
(他にもいろいろな理由はあるが)
大学進学を選ぶことになった。
とにもかくにも、
本人は高卒で働くことにとても恐怖を覚えていた。
「自分がこのままでちゃんとした会社員になれるとは思えない」
と、あと4年くらいは学生の身分でいたいと懇願した。
私もこれには激しく同意で、
よく自分を分かっているなあと感心。
もちろん、全く会社員になれない、なんてことはないとは思います、
例えば障害者雇用で職につけば、
なんとかやっていけるのではないかと思っている。
しかし、彼女の中ではそういった選択肢は目に入らず、
自分がやりたい仕事
(ブランドの会社✨やオタグッズ😍関係の会社とか、図書館司書📚とか、
どれもこれも恐ろしく競争倍率の高いやつ)
に就きたいと思っているようす。
この辺の齟齬は非常に大きい。
まだまだ精神の幼い娘は、
一般社会にポンと投げこめるだけの社会性・適応性はなく、
しばらくは安全な場所で、
人と交流し、精神の成長を待ってからの就職が望ましいと思っている。
そのための居場所として、大学は最適なのだ。
いわゆるモラトリアムというやつである。
本来の大学の目的とはかなり違い、
マジメな学生さんには申し訳ないところなのだけれども、
それでも本人がいちばん行きたいと思った学科・学部に通っているので、
実際興味を持てる授業が多いらしく、
授業によっては大変熱心に参加し、積極的に発言したりするなど、
本人のよい一面が発揮できているようだ。
やっぱ、
ASDは興味あるものに接している時が
いちばん輝く✨😄✨
かなりの無理して私立の中でもお高い大学に通わせているが、
結果よかったかな(まだまだ1年の前期ですが💦)、
と感じている。