中2の頃につきまとい行為😁によってゲットした親友の他に、
もう一人、私には大切な友人がいる。
彼女と付き合いが始まったのは、
小3のときだった。
私は幼い頃から
絵を描いたり、文章を書いたりするのが好きだったのだが、
それを知ったその子が見せてほしいと言ってきた。
私は、自分が作ったものなどを
人様に見せるなんてとんでもない!と思っていた。
私は自分が特別おかしな人間(ある面ではもちろんそうだが💦)であり、
他の人がしなくて自分がすることはすべて異常な行為だという
強烈な思い込みがあった。
周りに絵や文章をかく人がいなかったため、
それをやる自分は異常なのだろうと思いこんでいたのだ。
しかし、彼女も自分で絵や文章をかくという。
私はものすごくびっくりした。
私と同じような人間がこの世に存在するなんて!
(いや、考えてみたら作家や画家がいるんだから当たり前😅なんだが、
視野の狭い私にはそんなことは思いつかなかった。)
私は全勇気を振り絞って、自分の書いた話を見せた。
彼女はとても感心して読んでくれ、
彼女の作品も読ませてくれた。
そうして彼女と私は、
交換日記を始め、お互いの創作物を見せ合う仲になったのである。
それは私にとって、
天地がひっくり返るくらいに価値観の変わる出来事だった。
ゴミムシのような私の作ったゴミのような作品を
喜んで読んでくれる人がいるなんて!
私は彼女のおかげで、
初めて自己肯定感✨を持つことができたのだった。
彼女という読者を得た私は、
創作意欲が爆上がりし、
それまでになくたくさん書くようになった。
彼女に読んでもらうためにもっと書きたい。
その動機が、私のささやかな能力を最大限に引き上げてくれたと思う。
彼女は私とは全く異次元の才能を持った女の子で、
小学生としては持っている語彙や知識のレベルが異なり、
私は彼女からとても多くのことを学んだ。
また、彼女はアイディアマンでもあり、
周囲を牽引していく力が強く、
中1のころ、ほかの同級生たちも巻き込んで小説の創作サークルを立ち上げ、
同人誌を作るようになった。
この同人誌を作ったのがきっかけで、
私は編集者という仕事に就くことになったのである。
(その割には文章が下手でスミマセン!)
発達障害だから私は絵や文章をかいていた、
というわけではないだろうが、
ちょっと人とは違った脳の持ち主だから
人と異なる発想で作品を作っていたのだと思うし、
個性こそが強い絆を持つ友人を作る力となったのだと思う。
個性は孤立を招くこともあるが、
とても大きな力を生み出す場合もあるのだ。
しかし、彼女のような人間が
全く周りに現れないままだったらどうなっていただろうか。
私の未来は全く異なっていたかもしれないと思うと恐ろしい😱
Cちゃん、生まれてきてくれてありがとう!
今ではSNSが発達しているから、
個性を持った人間が仲間を見つけやすい世の中になっており、
とても羨ましく思う。
(もちろんマイナス面もあるが、それはまた別の機会に)
件の彼女は、
今も連絡を取り合う親友である。
こうしてみると、私は恵まれた人間なのかもしれない。
あ、ちなみに彼女とは
小3以降1回も同じクラスにならなかったよ!
先生のイケズ😤