娘のオタ活の始まりは、
とあるゲームグッズの小さな販売会だった。
その頃(たぶん小6?うろ覚えです)不登校で
家に閉じこもってばかりだった娘が外出したいというので、
私は嬉しく付き添って出かけた。
お小遣いも少なく、
グッズを一つだけ私も買ってあげたと思う。
嬉しそうにしていた娘を懐かしく思う。
その後も行きたいと言っているイベントには、
できるだけ連れて行って参加させてあげた。
外出することで気晴らしになるし、
引きこもり生活からなにか変化が起きるのではないかと期待していた。
実際ネット上でオタ活を通じて沢山の友達ができ、
オタ仲間同士で一緒にイベントに行ったりできるようになった。
オタ活仲間との交流を通じて、
娘のコミュニケーション力は飛躍的に伸びたと思う。
話の合わない人(=学校のクラスメイト💦)とのコミュニケーションは、
かなりハードルが高い(大人でもそう)。
しかし、同じ話題を持つ仲間だと、
多少娘のコミュニケーションに問題があっても、
相手にしてもらえる。
回数を重ねれば、コミュニケーション力は上がっていく。
これに関しては、オタ活はかなり娘の成長にプラスに働いた。
それが・・・いつからああなってしまったか。
グッズを買うこと自体を否定しているわけではない。
買い方が尋常ではないのだ。
同じ缶バッヂを100個とか😱
並べて写真撮ってSNS投稿。
いいねをもらって喜んでいる。
オタクには強いオタクと弱いオタクがいるそうで、
お金を注ぎ込んだほうが強いんだそうな。
お金をつぎ込む=愛の深さなんだとさ。
しかし、実際のところ、
そのオタク愛=グッズ数を
同じ推し同士で競い合っているだけのようにしか見えない。
マウントの取り合いで必死である。
どんなにそれが無意味なことであるかを諭しても、
決して分かってもらえない。
というか、あまり言うと、
もう死にたいとなってしまうので、埒が明かない。
なぜなら、それこそが今の娘の居場所であり、
アイデンティティーであり、
それを死守するのに必死だから。
他の居場所を見つけてほしいと思って通わせた大学だが、
大学よりもオタ活ばかりに夢中な娘。
どうしたらこの沼から脱出できるんだろう?
(昨日もこれ書いたっけ😅?)
沼にハマっている娘に
上からロープを投げながらもつかんでもらえない、
そんな状態が続いている。