引く時は引く。 | 50独男の独り言

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48歳まで独身生活を続けてきたのに、突然、妹が育児放棄した15歳の甥っ子を育てる父親代わりになりました。伯父・甥という2人暮らしをしながら、甥っ子の自立を支援します。

06時57分、車庫ハナ番で、隣接するリコー通り方面のマンションの配車指示が来た。

 

リコー通り待機所に車がなく、近くに空車もいなくて、こういう配車になったわけだ。

 

 

しかし、現着して待つこと5分、呼んだ人からキャンセルされた。

 

『病院の送迎車が来たから、今回はキャンセルさせてください』

 

病院送迎マイクロバスの運行スケジュールも把握してないのかよ・・・。

 

 

配車係にキャンセルを連絡した。

 

ふつうは、ここで『それでは、車庫ハナ番に戻ってください』と指示するか、別の仕事を振るフォロー心が配車係には必要だ。

 

 

しかし、僕はキャンセル放棄されたままだった。

 

 

車庫ハナ番に戻れば、7時20分頃までには、必ず1本、4桁定期便があるのに。

 

 

仕方ないので、北口へ。

 

1本目、機械メーカー、850円。

 

2本目、高校生、850円。

 

 

三たび、北口に入ろうとした。

 

GPS端末は『駅北1台』、『北乗場1台』と表示されている。

 

北口には2台、入れる。

 

そう思って現地に行ったら、なんと2台、プールに我が社がいる。

 

入って数か月の女子乗務員が、まだ乗り場に移動してないのに、乗り場の1台目に御客様が近づいていたので、横着してフライングしたのだ。

 

僕は、頭きて無線で『こういうことは、やめさせてくれ』という趣旨の連絡を配車室にした。

 

この体格いい女子、ふてぶてしい。

 

怒鳴りつけたいほどだった。

 

 

 

・・・・と、序盤は散々。

 

 

しかし、昼から運命は好転した。

 

 

車庫エリアのトラックメーカーから裾野まで、4,500円。

 

大手町で、たまたま挙手した御婦人を函南まで3,970円。

 

裾野と函南が連続するなんて、初めて経験したな。

 

函南から伊豆縦貫道で戻ったら、東名インター付近で、モーテルの2,260円仕事も拾えたし。

 

引ける時は、引ける。

 

 

今日、いちばん思ったことは、『タクシー同士のマナー、ルールは守るべし』ってこと。

 

駅の乗り場の1台目に御客様が乗ったかと思ったら、降りてしまうことは、時々ある。

 

目的地が近すぎたとか、いろんな理由で。

 

だから、僕は確実に乗り場に進める状況になって初めて、待機登録を『乗場』に変える。

 

他の乗務員に迷惑をかけるようなことは、したくない。