むかーし、交通事故にあいました。腹にタイヤの跡が残り、大たい骨骨折、両腕もまったく動かず。こちらはチャリ、向こうはトラック。。。後から母親に聞いたところ、「きっと内臓破裂してるから数日で死んじゃうかな」と思ってたらしい。タール便(黒色)がでて、親も泣きそうだったとのこと。数か月の寝たきりから解放され、歩行リハビリが開始されたころ、自分の目にはいるほぼすべての人が普通に歩いている! 自分は杖がなくては歩けない。。。


交通事故は突然だった。すべてが変わった。当時、考える時間は入院中、充分にあった。その時に心に誓ったこと。


不幸は突然やってくる。今のうちに、できるうちに、いろんなことやってみたいなって。当時は高校生だったから、それ以上の高尚なことは考えなかったが。。。全身麻酔の手術、脊椎麻酔の手術、点滴の針、トイレにいきたくてもいけない状態、寝返りうちたくてもうてない状態、絶対安静で、両足の踵が想像を絶する痛さになったこと、シーツのしわ一つで人が不幸になる事実。髪も洗えず、歯もみがけず、床上で横たわるのみ。誰にいってもわかってくれるようでわかってくれてない。悔しくて、夜は涙を流した日々。でも、それが理由で医師になったわけじゃない。でも、自分の根底に、奥底に流れている、そういった思いや考え。あせり。。。

助けてもらった命、大事にしているようで、全然だめだめな生活。でも、悔いは残したくない。


義理の弟の友人が30歳代で胃癌末期の宣告。彼のブログをよんだ。「いきなり、くびをうしろから捕まえられて、がつーんと殴られた感じ。なんで、俺なの?」っていう感覚。病気って、事故って、突然くる。前触れもないことばかり。怖いけど、前にしか歩けない。先に逝ってしまった人たちの分も生きるなんて、そんなかっこいいことできない。

毎日、一生懸命いきるだけ。。最期まで走っていたいな


最近も、大先輩が突然の癌宣告。。。。次は俺かなって思いつつも、走ってみるしかない人生。遅いけど、自分なりに自分の人生はしるだけ 覚悟はしてます。