なんでもそうなのですが。。。治療器具が一度認可されると、特定の疾患にのみ使用許可がおります。医療器具もお値段が高いもので、一つの器具=デバイス をいろんな病気につかっちゃうと、保険システムがパンクしてしまいます。。。



ただ、そういう政府の許可してくれた器具しか使わないと、よりよく、より早く、より安全に治せる患者さんがなおらない。。。などの弊害がでる場合があります。


そういったときに医師の責任でオフラベル治療が行われることがあります。


しかし、オフラベル治療の最中になんらかの予期しない合併症やトラブルがあったら、そのデバイスごと全国で使えなくなるかもしれません。


はやく治療してあげたい患者さんがいるのに、できないのは苦痛です。


おそらく来週もぼくのところに卵円孔開存が原因で脳梗塞になったかたが来ます。


内服薬を望むかたには内服薬治療でよいかもしれません。しかし、有効なのが明らかなデバイス治療をチョイスできないのは いかがものでしょう?


オフラベル治療が全国に蔓延するのは本来あるべき姿ではありません!