今日は、脳梗塞について すこしお話ししましょう。おおざっぱな話ですが、1年間で日本で30万人の方が脳卒中にかかります。そのうちの20万人は、脳梗塞という病気です。残りの10万人は脳出血ですね。脳卒中自体が死亡原因3位なので怖い病気です。また、後遺症を残す病気の1位です。


多くは動脈硬化といって、血圧や脂肪、コレステロール、血糖、まどと関連があったり、年齢が高くなると進行するものからおきます。でも、なかには、そくせんしょう(塞栓症)といって、何かが いきなり 飛んできて(といっても、そとから飛んでくるんじゃないです→体内で血流にのって飛んでくる)、脳血管内に詰まってしまうことがあるんです。その代表が心臓からくる心原性脳梗塞(しんげんせいのうこうそく)なんです。おなじ脳梗塞でも重症化しやすいといわれています。でも、卵円孔開存からくる脳梗塞は小さいものがおおいですね。


さて、予防が大事です。つまり、体の中に血栓(けっせん)を作らせないことが大事ですよね。だって、心房中隔欠損があっても卵円孔開存があっても、血栓がなければ脳梗塞なんておきないですから。。。。