限界って、いろいろありますが、今日の限界は、心エコーの限界について。


よく、健診でのレントゲンとか心電図でひっかかるじゃないですか?聴診で雑音ありますねーなどと言われることもあるし。


その次の検査の代表といったら超音波ですね。心臓超音波です。これは、動いている心臓をみるので、相当な情報量があって、かなり、わかります。。。。でも全部じゃありません。だから、超音波で大丈夫って言われても、何年かあとに、心房中隔欠損などの病気が見つかることがあるんです。その時にやった超音波がどれだけ新しいか古いか?撮ったかたが、どれだけ先天性の病気をしってるか?とか、オーダーした先生のコメント欄に全然的外れなコメントがあると、超音波をとる人も一通りのところしかみないし。。。そんなこといったらきりないですね。超音波で大丈夫っていわれたら、まーほとんど大丈夫なんだっ!て思うことが肝心なのかもしれません。あまり気にしすぎても人生楽しくないですし。


なんで、こんなことを。。。。っていうと、最近の心房中隔欠損の治療でとっても難しかったものがありました。特に、超音波が見えないというか非常に見えにくいかたで。。。いつもの倍以上の時間がかかりました。大事なのは、術者である自分が納得できる治療だと思っているので、超音波の先生が、大丈夫といっても、100%自分が納得できなければ治療を終了にはしません(エコーの先生 ごめんね)ということなのかな?なにをやるにしても ゆずれないところってありますよね?