実は、本日は神戸まで出向いて動物実験をしてきました。というより、させてもらった、というのが正しいでしょう。心房中隔の治療もしてきました。心房細動という不整脈から脳梗塞になるかたを救うべく行われるカテーテル治療(未認可)の実験もしてきました。皆さんの中には動物がかわいそうと思われる方が多いと思います。僕もそう思う一方で、こういった実戦方式の治療のトレーニングができないと人での応用がきかないことを理解しています。現在のカテーテル治療も外科の手術治療も非常に多くの動物たちの犠牲のうえに成り立っております。しかも、我々は医師になる際に人の解剖を勉強します。実習は献体していただいた人の体を使わせてもらっております。医学の進歩とはこういったところから進むんです。