「教育は親から子への最大のプレゼント」という言葉を最近知りましたビックリマーク 

 

子どもに、いつ、どんな教育をする(環境を整える)のが良いのか、まだまだ勉強中ですが、最近調べた内容を残します。

 

まずは時期、具体的には幼児期の重要性についてです。

 

なぜ幼児期が大事なのか、に対する自分の考えは

  • 幼児期に脳の基礎が作られるから
  • 幼児期に良い基礎ができると、その後が楽だから

の2点です。

 

まず1点目(幼児期に脳の基礎が作られること)ですが、科学的な文献等は見つけられていませんが、

 

様々な書籍で、幼児期、より具体的には、6歳までが基礎を作るとても重要な時期である、と書かれています。

 

例えば、モンテッソーリ教育ではこの時期を「敏感期」と呼び、その間によい基礎を作ることが重要(自立・自律し、その後、大きく伸びる)としています。

 

 

一般的にも、この期間を「臨界期」と呼び、ある能力を獲得する(脳の中の神経回路が集中的に作られたり、組み替えが盛んに起こる)のに最も適した時期(この時期を逃すと、あとから獲得するのが困難なものも)で、代表的なものとして

  • 言語(0歳~9歳)
  • 運動(0歳~4歳)
  • 絶対音感(0歳~4歳)
  • 数学的能力(1歳~4歳)

が挙げられます。

 

多くの子育てに関連する書籍や幼児教育があるのもこういったことに根ざしていると思われます。

 

発達障害に関しても、この時期はとても大切で

 

言葉に遅れがある場合、6歳までに取り組むことが大切です。

 

脳科学者の澤口先生も、発達障害は8歳未満であれば予防・改善が可能としています。

 


続いては、2点目の「幼児期に良い基礎ができると、その後が楽だから」についてです。

 

シカゴ大学のヘックマン教授(ノーベル経済学賞)の研究[1]によると

  • 幼児期、小学校、中学校、…と、子どもが大きくなるにつれ、その教育効果は下がっていくこと
  • 幼児教育の有無(家庭環境を含む)で、その後の学歴、年収、健康にも差がでること

が分かっています。

 

 

著書(抜粋)ですが

 

スキルがスキルをもたらし、能力が将来の能力を育てるのだ。幼少期に認知力や社会性や情動の各方面の能力を幅広く身につけることは、その後の学習をより効率的にし、それによって学習することがより簡単になり、継続しやすくなる。

 

と書かれています。

 

 

 

似たものに、誕生日と学業成績・最終学歴に関する研究[2]があります。早生まれが小さい時だけでなく、大きくなってもその影響が残るのか、を調査した研究で、そこからの抜粋ですが、

 

仮に年齢が低いうちに取った成績が, 親や教師の児童に対する評価や児童自身の自己評価を決定し, またその後のやる気や自信に影響を与える

 

といった結論(小さい時に差がつくと後で取り返すのが大変)が書かれています。

 

 

以上、長くなりましたが、いつ教育するか、について

 

7歳以降も大切であることは間違いありませんが、

 

「三つ子の魂百まで」ということわざあるように、幼児期に培われた能力・性格がその後の成長の基礎になり、特に重要と考えています。

 

では、幼児期にどんな教育をするのが良いのか、という点については次回以降に書きたいと思います。

 

[1] Heckman+, Inequality in America: What role for human capital policies?, 2005

[2] 川口+, 誕生日と学業成績・最終学歴, 2007

 

 

2ヶ月目に取組んだ内容と、その様子です。

1ヶ月目と同様、毎日1.5~2時間(30分を3~4回)ほどホームセラピー(家庭療育)を行いました。

出来るようになった課題は

  • 3Dマッチング(実物やフィギュアを使ったマッチング。ライオン、虎など似た動物も区別)
  • 2Dマッチング(写真を使用したマッチング。イチゴ/リンゴなども区別)
  • 動作模倣(バンザイ、はーい、ぱちぱち、頭よしよし、バイバイ、いただきます、こんにちは、手をごしごし、など16種類)
  • 音声指示(身振りの動作模倣と同じ)
  • 物に関する動作模倣(積み木ふりふり、積み木カチカチ、積み木指差し)

取り組み中の課題は

  • 3D/2Dマッチング(実物と写真のマッチング。取り組み始めたばかりで全然ダメ)
  • 単音模倣(あ、い、が、ご、ま、ば、ん、の7音がそこそこ安定)
  • 物の受容的命名(言われた名前のモノを触る。タオル、車、包丁、コップのランダムローテーション)
まだまだ発語までは遠いですが、1ヶ月目にはできなかったことが出来るようになり、モノの名前を覚える(モノに名前があるということを理解する)最初のステップに取り組み始めましたウインク

ABAとの関係は謎ですが、公園に行った時に今までしなかった遊びもしてくれるようになってきましたウシシ

砂場で遊んだり(砂の感触を楽しむレベル)、丸太の階段を登ったり、ボールを蹴ったりビックリマーク

また、散歩中、地面に寝転がってウソ泣きをしたり(迎えに行くと笑顔になる)、といった可愛い様子も見られましたデレデレ

一方、日々成長は感じるものの、週20時間以上の達成は難しく、3ヶ月目からは
  • 下の娘(0才8ヵ月)を2ヶ月ほど祖父母に預ける
  • ホームセラピーだけではなく、外部(療育施設)の力を借りる
ことにも取り組みました。

なぜ自閉症になるのか、何が原因なのか、は諸説あるようですが、「遺伝的要因」、「環境的要因」の2つが影響し脳機能障害が起きているというのが一般的のようです。

自閉症のリスク要因はとても多く、遺伝も環境も人によって異なるので、あらわれる症状や改善の仕方も人それぞれ。

やれることは、

  1. 子どもの状態を正しく把握すること
  2. 良い(悪い)影響があると分かっていることに取り組む(取り除く)こと

 

例えば、アレルギーや胃腸障害が要因で自閉症が発生している場合、アレルギーや胃腸の検査を行い、食事療法などで改善することができます。

脳科学者の澤口先生は、科学的根拠にもとづき、家庭でできる「すべきこと」、「してはいけないこと」を分かり易く著書でまとめて下さっています。

 

 

特に重要な12のうち、出産前や乳児の際の取組みを除くと

  • よい食事をとる
  • テレビ/デジタル機器を避ける
  • 英語の早期教育を避ける
  • 非科学的な幼児教育を避ける
  • フラッシュカードを避ける

の5個が2歳以降でも取り組める内容でした。

これを見て驚くのは、5個中4個もやってはダメなことをやっていました。。。ポーン

  • 偏食(白米、パンなどの炭水化物が中心。肉・魚・野菜は食べない)
  • テレビをよく見せていた(録画した教育番組を繰り返し再生する)
  • 生後3ヶ月から英語の音楽/DVDを聞かせていた(ディズニーの英語教材)
  • フラッシュカードを使用する児童発達支援スクールに通った

これはマズい(そして、息子に申し訳ない)と思い、すぐに対策をとりました。

  • 白米中心にしサプリメント、野菜ジュース(ジューサーでつくった新鮮なもの)で栄養を補う(偏食は継続中ですが、鮭を食べれるようになりました!)
  • テレビを置くのを止め、スマホを見る時間も減らし中(0にしたい)
  • 英語は完全ストップ(といっても2歳になる前から日本語もままらなないので自然と止めてました)
  • フラッシュカードを使用するスクールは停止(始めたばかりで3回通いました)

この中で、テレビを見せない、は効きが早く、親に興味・愛着を持つようになったと感じましたほっこり

澤口先生の著書の中で、脳機能障害の改善に数字カードによる「ワーキングメモリー訓練」が効果的と書かれていますが、これは4才まで待った方がよいと書かれているので4才になったら始める予定ですビックリマーク

ABAを始めた頃、自閉症に対して栄養療法というアプローチがあることを知りました。

栄養療法は賛否両論あるようで、否定的な意見(本の抜粋)として

  • (サプリメントは)科学的な根拠があって有効性が確立されているものはありません [小児科専門医]
  • (カゼイン、グルテン除去食は)稀に効いたかもしれないと言われる保護者の方もおられますが、効果を実感することはあまりないと思います [小児科専門医]
  • 幼児でのサプリメント摂取は過剰摂取や副作用の問題がありますから、幼児でのサプリメント使用はあまり推奨できません。やはり、食材から摂ることが理想です [脳科学者]
  • カゼイン、グルテン除去食が自閉症スペクトラムを改善する、という科学的な証拠はありません。これは自閉症スペクトラムの研究者なら、誰でも明言することです。 [脳科学者]

などがあります。

一方、栄養療法で有名な藤川徳美先生は、栄養療法(プロテイン+鉄+ビタミン)が発達障害にも効果があることを数多くの臨床経験から述べられています。

 

また、内山葉子先生、溝口徹先生なども栄養療法(食事、サプリメント)による発達障害の治療で実績を出されています。

 

 


自閉症の子どもには偏食が多いようですが、我が家の息子も偏食が強く、白米、小麦粉(パン、うどん)、果物(りんご、キウイ、バナナなど)以外はほぼ食べてくれません。。。ゲッソリ

偶然、家から徒歩10分くらいのところに栄養療法を専門にされている先生(医師)がいたのでアドバイスをいただき、まずは出来るところ(藤川先生が提唱するアプローチ)から始めることにしました。

 

プロテイン20gを1日2回(チョコ味、桃味などを飲んでくれますウシシ

 

鉄(チュアブル2錠)、ビタミン各種(B、C、E、ナイアシン)を必要量、摂取していますもぐもぐ

※鉄はそのまま好んで食べてくれました

※ビタミン系は苦いため、ジュースに混ぜて摂取しています

※サプリメントはAmazonよりも、iHerbで購入すると安く買えます

 

療育に取り組んで以降、息子の成長を感じていますが、何が効いたのか(本当に栄養療法が効いているか)は正直分かりません。。。

 

ただ、ABAが色々なスキルを教えてくれるのに対して、それを吸収する土台(身体)をつくるのが栄養療法ではないかと思っています(他にも、運動や環境づくりなども重要)。

 

栄養面については、普段の食事から栄養がとれるよう偏食の改善に取り組みつつ、プロテイン・サプリメントの摂取を継続しています。

 

先日、爪を使った検査(栄養や有害物質の状態)を行いました。爪の生え変わりを考えると栄養療法を行う前の様子が見れるのでは、と楽しみにしていますビックリマーク

ABAを開始して1ヶ月で取組んだ内容と、その様子です。

 

最初の1ヶ月は手探りでしたが、毎日1.5~2時間(30分を3~4回)ほどホームセラピー(家庭療育)を行いました。

 

正解した時の強化子(ご褒美)には、お菓子(クッキー、ボーロ、せんべい)、果物、海苔を使用し

  • マッチング
  • 行動模倣
  • 音声指示

に取り組みました。

 

マッチング(同じものと同じものを認識して合わせること)では「つみきBook」に従い3Dマッチングから開始。

 

教材には動物のフィギュアやスプーン等を使用(DAISOに結構リアルな動物フィギュアが売っていました。100円とお安くお薦めですデレデレ

 

パンダとライオンを息子の前に置いておき、パンダを渡したらパンダと一緒にする。ライオンを渡したらライオンと一緒にする、ということを、正解できたら強化子(ご褒美)をあげ、不正解ならプロンプト(手助け)して正解を教える、ということを何度も何度も繰り返しました。

 

次第に息子も何をしたら良いかを把握し、1ヶ月後には色も形も異なるパンダ、ライオン、キリンのような組み合わせはクリア。

 

ライオンとトラのように似ている動物は間違えるため、3Dマッチングを継続しつつ並行して2Dマッチング(写真)にも着手しました。

 


行動模倣(見本を見せて、同じ行動をする)では、拍手、バイバイ、こんにちは(お辞儀)、足を上げる、などの大きな動きから開始。

1個の動作(拍手)を模倣するところから始め、少し癖のある動き(例えば、バイバイは手を閉じたり・開いたりする)がありつつ、徐々にレパートリーを増やし1ヶ月後には10種類程度の動きを模倣(真似)できるようになりました。


また、行動模倣と一緒に行動の名前も呼ぶところから始めて、音声指示(声による指示だけで、行動する)も行動模倣と同じ内容ができるようになりました。

 

セラピー開始前は声をかけても反応がなく、名前を呼んでも振り返らなかったのが、ABAに取り組んで一ヶ月で名前に反応し、声による指示もとおる(おいで、と言ったら来てくれる)までに成長してくれましたビックリマークビックリマーク

 

最初の一ヶ月は、椅子に座らせる(学習姿勢=コンプライアンスの確立)のに苦労したり、親自身が慣れておらずセラピーに手間取ったりしつつも、「つみきBook」を繰り返し読みながら実践し、大変ながらも子供の成長(ABAの効果)を実感した一ヶ月となりました。

 

ABA(Applied Behavior Analysis:応用行動分析)は数ある療育方法の一つです。

自閉症児に効果的であることが科学的に示されており、我が家でも一番最初に取り組み始め実際に効果も感じていますデレデレ

ABAが最初に成功を収めた研究(1987年)は、2~3才の自閉症児19人に対して専門家が週40時間のセラピーを2年間継続した結果、約半数(約47%)が知的に正常になったというものです。

その後も多くの研究がなされていますが、大きな効果を出すには就学前に週20時間以上(25時間以上と記載されているものも)、個別(1対1)のセラピーを2~3年間行う早期集中行動介入が大切と言われています。

週20時間のセラピーを専門のセラピストに頼ると、週に12万円、年で624万円と高額になります(更に効果には個人差あり…)ゲッソリ

ABAにかかる費用が全て自費となる日本においては、療育機関から一定のサポートを受けつつ親がセラピストとして子供に療育を行う(ホームセラピー)のが現実的だと思っています。


我が家もABA(ホームセラピー)の方法を学ぶため、「つみきの会」に入会し上記ロバース博士の研究をベースにした「つみきBook」で勉強を開始。

 

2才3ヶ月に始めてから毎日1~3時間のホームセラピーを行ってきました。

「つみきBook」は療育の素人でも取り組めるよう、プログラム(課題進行表)が組まれており、一つ一つの課題のやり方、注意事項が詳細に書かれた大変良い教材です。

 

が、実際にやってみると自己流になったり、色々な疑問がでてくるので、途中からは外部の療育機関にも頼りながらABAのセラピーを実施しています。

次回以降、実際にセラピーを行った結果(子供の成長)や、どんな療育を受けているか、療育以外での家庭での取り組み等について書いていこうと思います。

 

つみきの会(DTTというアプローチ)のABAセラピーの様子

 

療育を開始するタイミングで、地域の保健センターに行き発達診断を受けました。

発達をみる方法として

  • 発達検査:新版K式発達検査、乳幼児精神発達検査、…
  • 知能検査:田中ビネー知能検査、ウェクスラー知能検査(WISC、WAIS)、…

など色々ありますが、新版K式発達検査を受けることが出来ました。

2才3ヶ月時点(療育前)の発達年齢(Developmental Age)は

 姿勢・運動 2才0ヶ月  DQ 89
 認知・適応 1才4ヶ月  DQ 59
 言語・社会 0才11ヶ月 DQ 40

 

※発達指数(Developmental Quotient)は発達年齢を実年齢で割って100掛けた値

でした。

検査結果の詳細は分かりませんが、運動含め全体的に遅れがあること、特に言語が遅れていることが分かりました(この時点で発語はゼロで指示もとおりません)。

 

また、年齢が低いので断定は難しいけれど「自閉症の傾向がある」との診断も受けました。

数値が低いこと、自閉傾向があることは予想(覚悟)していましたが、今後はこの数字を少しでも実年齢に近づけられるよう(子供の可能性を広げてあげられるよう)精一杯サポートしつつ、定期的に検査をしたいと思います。

2歳になっても発語が全くなく、名前を呼んでも振り返らない息子。

 

心配になり「発語なし 2歳」で検索すると、自閉症というキーワードがヒット。

 

ネットで調べれば調べるほど息子の状況は、自閉症の症状とマッチし自閉症(自閉スペクトラム症、ASD)を疑いました。

また、自閉症に対して色々な療育(発達支援)があることも知りました。

 

まだまだ勉強中ですが、その中で目を引いたのはABA(応用行動分析)。

 

ABAは

  • 世界中の大学・研究機関で自閉症児に効果があることが科学的に示されている
     
  • ロバース博士の1987年の研究[1]によるとABAを受けた2~3才の19人のうち9人(約47%)が知的に正常になった
     
  • 子供が小さいうちに取り組むと効果が大きく、早期集中療育(Early Intensive Behavioral Intervention)が大切

ということを知り、ABAが海のモノとも山のモノとも分からないまま動き始めました。

 

ABAとは何なのか、どう始めれば良いのかを知るため、NPO法人 つみきの会の発達相談を2歳3ヶ月で受けたのが療育のスタートでした。

 

息子の成長、療育について調べたことを備忘録として残しつつ、少しでも同じ境遇の方の参考になればと思いブログを開始しました。

 

[1] Lovaas, I. O. (1987). Behavioral treatment and normal educational and intellectual functioning in young autistic children. Journal of Consulting and Clinical Psychology, 55, 3–9