私は帽子が好きではない。

できるなら、被りたくないが山登りなどでは帽子は必要不可欠だった。

仕方なく被っていた思い出がある。

 

その後、帽子を被ることは無くなった。

でも、この頃、買い物に行った時など、荷物が多いと、日傘をさすのは大変である。

腰の具合が悪くて、杖をついた時には、ますます大変になる。

日傘ではなく、帽子を被るほうがいいのかなぁと思い始めた。

 

というわけで、今日は帽子を買いに行ってきた。

まず、大げさでなく、できたら、被らない時にたためるものがいいなぁと思っていた。

でも、たためる帽子は少ない。

まぁ、たためなくても小さくなればいいかなぁ・・・

 

なかなか希望にかなうものはなかったが、とりあえず、買ってきた。

持って帰ってくるのは嵩張るので、タグを取ってもらって被ってきた。

やっぱり、鬱陶しかった~!

 

私みたいに、帽子の嫌いな人はいないのかなぁ?

私には、帽子の嫌な思い出がある。

 

母は帽子の好きな人だった。

妹と私に、洋服や帽子を、お揃いで作ってくれた。

だいたい、お揃いというのが嫌だった。

 

ある夏、田舎に帰る時に、例の通り、お揃いの洋服と帽子だった。

その帽子が、ツバがくるりと丸まっていて、まるで栗のような形だった。

それを二人の子どもが被っているのだから、目立つこと、この上ない。

穴があったら入りたいくらいだった。

 

母はそれが自慢だったのだろうが、私は嫌だった。

それから、なるべく帽子を避けている。

 

買ってきた、この帽子、帽子の役目をちゃんと果たせるかなぁ・・・?