最後の日は、紅葉川渓谷を歩く予定だった。
ただ、この渓谷は狭くて滑りやすいとのことで、雨ならば中止と言われていた。
この日は快晴だったが、前の日の夜に雨が降っていた。
どうなることかと思ったが、私は行きたかった。
というわけで、山寺方向から歩くのではなく、面白山高原駅の周辺を歩くことにした。
この駅は、渓谷の上にあって、トンネルの出口のすぐ側だった。
この仙山線の車窓からも渓谷の滝などが見える。
紅葉前でも、この景色なのだから、紅葉の時期にはさぞやと思う。
渓谷歩きは、時間順に。
この橋がすごく揺れて、一人づつ渡らないと怖かった。
水の色が透き通っているのだが、写真では伝えられないかも。
この先に、道が雨に濡れて、ツルツルの場所があった。
この前にも、鎖がついていて、足の位置を指図されながら降りた所もあった。
私は電車を一本、遅らせてでも、山寺方向まで歩きたくなっていた。
でも、山女の友だちが、ダメ!と言う。
これは従うしかない。
前日に晴れていても、滑りやすい道なので、
全部を歩くなら登りの方向からと言われていたのだ。
登り方向の山寺からの道を止めた時点で、全部を歩くのは無理だったのだろう。
戻り道は急な登りだったが、彼女の後ろを歩いていたら、息が切れなかった。
私がそう言うと、「息が切れないように歩いたのよ」と言われた。
30数年前までは一緒に山登りをしていたが、
それから登ってない私と、ずっと登り続けた彼女との違いを思い知らされた。
でも、これだけでも渓谷を歩くことができて、良かった~!
いっぱい、彼女に助けられた旅行になった。







