6月18日は、夫が亡くなってから20年目だった。
もう、20年も経ってしまったという思いが強い。
ただ、昨日のことのように思い出すこともある。
娘と一緒に、夫のいる熱海に泊ってきた。
一番、嬉しかったのは、娘がトウモロコシを持ってきてくれたこと。
トウモロコシは夫の大好物だった。
お米替わりでもいいし、おやつでもいい。
三食トウモロコシでもよかった。
出始めから、もう硬くなる頃まで食べていた。
そのトウモロコシを娘は、出がけにチンをして持ってきてくれたのだ。
娘と会った時は、まだほかほかしていた。
トウモロコシをチン!!!
私には考えられないことだった。
海の見える部屋のベランダで、二人でトウモロコシを食べた。
ベランダが裸足で出られるようになっていて、気持ちが良かった。
これだけで十分な20年忌になった。
ジャカランタが満開の時期にあたり、毎年、ジャカランタが見られる。
今年はイマイチだったが、一応、咲いていた。
もちろん、私は鉄子も楽しんできた。
私は函南駅の雰囲気が好きである。
ホームから見える景色も、トンネルから出てくる車両もいい。
夫のためではなく、私が楽しんできた熱海行きになった。




