今日は太極拳の日。

先週、再開されて、久しぶりに行ったのだが、筋肉の衰えに愕然とした。

太極拳だけでも、ちゃんと続けなければと決心していた。

 

朝、起きて空を見上げると、ザーザー降りの雨。

一瞬、お休みしようかなと思ったくらいだ。

でも、行かねばならぬと用意を始めた。

 

着いてみると、このお天気でも皆な来ている。

雨で休もうなどという人はいないのかもしれない。

頑張って、しっかり動いてきた。

 

帰り道もザーザー降り。

でも、雨に濡れた花に目が留まった。

 

 

 

この頃、早咲きのアイリスの仲間が増えている。

アイリスの形はアヤメやショウブと似ている。

昔の感覚で、アヤメやショウブは、6月の雨の季節に咲くという観念がとれない。

今頃に咲くアイリスには、違和感を感じるのだ。

 

でも、今日は雨が降っているせいか、写真を撮りたくなった。

こんなところでも、新しいものに馴染めない自分が顔を出した。

段々と昔のままのことが、気持ちに馴染むようになってきたようだ。

特に、景色。

生まれ育った場所のような景色を見ると、気持ちが落ち着くのだ。

 

私は、今、住んでいる市で生まれた。

でも、景色は全く違ってしまっている。

広々と田んぼが続き、山(高くはないが)の中を駆け回っていた。

駅に出る近道は、追剥(おいはぎ)がでると言われていた。

追剥がでるという話をした時には、追剥を知らない人がいた。

中に一人、時代劇に出てくる追剥を知っている人がいて、助かったけど。

 

現在でも地方では残っていることが、いっぱいあった。

家の名前は、屋号で呼んでいた。

“でんざいむ”とか”やいむ”“あぶらや”とかである。

学校には、“田植え休み”というのがあった。

夜になると、カンデラという灯りをつけて、泥鰌を捕る人がいて、きれいだった。

夏になると、川を堰き止めて、泳いでいる子供たちがいた。

西瓜畑では、盗まれないように夜通し番をする小屋が建てられた。

そこで騒いでいる人たちが楽しそうだった。

 

こんなことを書いていると、今時、地方でもこんなことはないと言われそうな気がしてきた。

生まれた場所に行ってみても、山は平らになって住宅地が広がっているばかりである。

 

あ~~~ぁ、あの長閑な景色の中でゆっくりしたいなぁ・・・