ブロ友さんが今日の花として、胡蝶蘭を取り上げていた。

花言葉は“愛をあなたに”だという。

私はこの花言葉を知らなかった。

これを読んで、いろいろなことを思い出してしまった。

 

  

 

(写真は無料のものをお借りました。)

 

私は結婚式の時、胡蝶蘭のブーケを持った。

夫は襟に小さな花を飾った。

その当時、この花は出始めだった。

まだ、高価な花だったのである。

それなのに、我が儘をいって、無理やり、この花を取り寄せてもらった。

私の我が儘始めだったのだ。

 

そして、新婚旅行の帰りに寄ったシンガポールの植物園で、たくさんの胡蝶蘭に出会った。

すごく嬉しかったので、勝手に、私たちの花にしてしまった。

 

そして、夫の葬儀の日。

遺影に胡蝶蘭が飾られていた。

私は、つい、挨拶の時に、思い出の花であることを言ってしまった。

夫が好きな花と言ったわけではないけれど。

すると、自宅に胡蝶蘭が届くようになった。

催促したわけではないのだが、安い花ではないので、申し訳ないような気持ちになった。

 

一周忌に、散骨をしたのだが、この時も届けられた胡蝶蘭を一緒に添えた。

夫が好きと言ったわけではない胡蝶蘭。

胡蝶蘭が送られてくる度に、何とも言えない気持ちになる。

 

花言葉を知って、ますます具合が悪くなった。

私は“愛をあなたに”という言葉通りだったとは思えない。

私は夫に、この花言葉を押し付けたのかもしれない。

 

でも、まぁ、いいか~!

夫が胡蝶蘭の花言葉を実践してくれたから、私は幸せだったのに違いない。

そう思えばいいことにしようっと。