旅行代金の振り込みに行ってきた。

いつもやっていることなので、別に気にもしないで機械の前に立った。

 

ところが、途中で急に画面が変わってしまって、振込が終了しない。

名前の後に整理番号を入れなければならないのだが、

入れる前に画面が変わってしまうのだ。

鈍いので、こんなことになってしまうのだろうと、さっさとやっても、

“最初から”という画面に変わってしまうので、また最初からやり直しになる。

 

二度ダメで、三回目もダメだったので、行員さんを呼んだ。

行員さんと一緒にやっても、ダメだった。

機械が悪いのだろうと思ったが、

行員さんは不思議だったらしく、ゆっくりやり直して、やっと原因が分かった。

 

なんと、コートの袖口が“振り込みを中止する”というところに触っていたのだ。

名前を打ち込むところで、袖口が触れるので、最初に戻ったというわけ。

 

行員さんも笑っていた。

暗証番号などを打ち込む時には、反応が鈍いのに、

“振り込みを中止する”というところだけ敏感らしい。

 

機械には弱いので、こんなことになってしまう。

笑えない話である。