「何でも、こき使ってください」と友だちが来てくれた。
一人ではできないことがたくさんあったので、渡りに船だった。
まず、背伸びをしないと届かない場所、
花瓶や鉢植えの花などを片づけてもらった。
次に、杖を買った時に、
預かってもらったキャリーバッグを取りに行ってもらった。
この間、杖などを買った時に、
持って行ったキャリーバッグが邪魔になってしまって、
預かってもらっていたのだ。
もう一つ、掛布団が重く感じられて仕方なかった。
今までは何とも感じなかったのに、
起きる時に布団を持ち上げるのが
重たく感じられるようになってしまったのだ。
だいぶ歩けるようになってきたので、
羽毛の布団を買いに出かけた。
私は決めるだけで、彼女が持ってくれた。
ついでに、カバーをかけ替えたり、布団も干してくれた。
その上、お見舞い代わりとお寿司をご馳走になった。
何から何まで、申し訳ないかぎりである。
私のお返しは、夕焼けの富士山。
太陽が沈む瞬間を、二人で眺めた。
大いに、憂さ晴らしができた一日になった。