母の7回忌を潮に、墓じまいを決心した。
以前から、お寺さんに相談はしていたのだが、
金銭的な負担に加えて気持ちの整理が必要だった。
母は12月25日に亡くなったのだが
こんな暮れにやらなくてもという気がしていた。
お寺さんの「お寺には暮れも正月もない」という言葉で、
20日にすることにしたのだ。
このお墓は両親が亡くなった妹のために作ったものだ。
そこに両親も入った。
ところが、私が跡を継がないので、
いずれ無縁墓になってしまうというわけだ。
父は笑って、そんなことどうでもいいと言いそうだが、
母は無縁墓になることをすごく嫌っていた。
私がこのまま死んだら、あの世で嫌味を言われそうな気がする。
家にある位牌は、
私が死んだ時に棺桶に入れてほしいと娘に頼んであった。
ところが、このやり方は良くないという。
共同墓に移す時に、お寺に預けるのがいいとのこと。
そうすると、気になることが全く無くなる。
砕かれる石を思うと、落ち着かない気持ちになるが、
清々する気持ちの方が強い。