国民年金の手続きをしてきた。
面倒くさいので先延ばしにしていたが、
遺族厚生年金が減らされて、やるしかないと重い腰を上げたというわけ。
思っていたより手続きは簡単だった。
私は、ちゃんと働いたことがないので、
夫の会社がかけてくれた国民年金だけ(と思っていた)なのだ。
これなら、さっさとやればよかったと思ったくらい。
ところが、係の人が思わぬことを聞いてきた。
「独身の時、働いていたこと、ありませんか?」
独身の時・・・?と頭をかしげたが、そういえばアルバイトはしたことがある。
夫と知り合うことになったアルバイトだ。
そう言うと、係の人は「会社の名前は?」と聞いた。
答えると、「間違いないですね」と書類をだしてきた。
厚生年金なので、金額の少ない自分の年金を選ぶことはしないが、
国民年金の金額が増えるのだという。
でも、私が厚生年金があると思わなかったのも無理はない。
きっぱりと正社員とは違う扱いだったし、こんなこともあったのだ。
仲間の一人が何かをローンで買おうとして、会社の名前を伝えたところ、
数日してから「嘘を言うな」というようなことを言われてダメだったことがあった。
彼女の「私たちは社員じゃないのよ」という言葉が忘れられない。
その会社が厚生年金をかけていてくれたなんて・・・
係の人の「大きな会社ですから・・・」という言葉に、複雑な気持ちになった。
さらに、係の人は「パートはしていませんか?」と聞いた。
私の「ない」という言葉は信用できないらしく、検索を続けた。
もちろん出てくるはずもなく、この厚生年金だけが加算されることになった。
2~3カ月後には、年金が出るとのこと。
年間で5万円ほど増えるらしい。
係の人は「これで不明な年金が一つ減りました」とホッとしているようだった。
私のように年金は無いと思っている人が他にもいるのだろう。
一つ用事が片付いて、おまけまでついて、スッキリした。