たまたま家にあった本を貸してあげたら、みかんをもらった。
長崎から送ってきたものだという。
多分、自分の家用に作ったみかんで、葉っぱがついている。
母がいた頃、「お母さまに、どうぞ」と言って、届けてもらったことがあった。
母は、殊のほか喜んで、美味しい美味しいと言って食べた。
母にとっては、わざわざ届けてくれたことが嬉しかったのだろう、
“長崎のみかん”は美味しいということになった。
明後日は母の祥月命日。
そういう日に、また長崎のみかんをもらったことが、何か不思議な気がする。
もちろん、私も美味しくいただいた。
