午前中は、お葬式に行って、野辺送りをしてきた。


お孫さんが、喪主である奥さんと、長女である娘さんの間に座っていた。

お経の間、奥さんが涙を拭っていると、お孫さんが背中を撫で始めた。

途中から、娘さん(お母さん)の背中も撫で始めた。

両方の背中を撫でているお孫さんを見ていると、

    どんなにか小さな胸を痛めているのだろうと、心が痛んだ。


棺にお花を入れる時になると、お孫さんは、

    堪りかねたように、大きな声で泣き始めた。

私も、一緒に、貰い泣きをしてしまった。


私は、これから一人暮らしになるだろう奥さんに、自分を重ねていた。

再婚で、実の子どもがないとすると、これからどうするのだろう?

今から、アメリカで暮らすことはないだろうなぁ?

頼れる兄弟でもいるのかなぁ?

余計なお世話が、ムクムク・・・


午後からは、ふれあい囲碁で、老人ホームへ。

本当の囲碁ではないのだが、やったことのない人は尻込みをしてしまう。

特に、女性は、最初、一人も出てこなかった。

説明をして、仲間に入ってみると、段々に楽しそうな顔になってくる。


その変化を見ていた職員の方から、

    これからも定期的にきてほしいという要請があった。

私が直接、ふれあい囲碁をやるわけではないが、橋渡しをして良かったと思った。


帰る時には、何度か来て顔見知りになった人が、出口で待っていた。

おしゃべりをしながら、自分の未来に重ねていた。

来年90歳というのに、話がしっかりしている。

私はこんなにシャッキリしていられるだろうか?


彼女は、息子が買ってきてくれた洋服が赤いという話をしていた。

今度は私も赤い洋服を着ていって、

    その赤い洋服を着るように、勧めてみようかなぁ!!