
簡単に調理が出来て、長期保存も可能な「レトルト食品」。
保存食として、家庭に常備している人も多いと思います。
しかし、どうしてレトルト食品はこんなにも長い間常温で保存できるのか不思議ではないですか?
レトルト食品が長い間、保存することができる理由をお話させていただきます。
レトルト食品の賞味期限が長い理由
レトルト食品は、容器内部に微生物が全く存在しないように殺菌されているのが理由です。
容器の中に微生物が存在しないために、腐敗することなく保存することが可能なのです。
レトルト食品の殺菌方法
食品を包装容器に入れ、密封した後に、「中心温度が120℃以上を4分相当継続させる」ことで殺菌します。
加熱することで、中の微生物を完全に死滅させます。
「120℃4分以上」の条件は、すべての微生物を死滅させる条件となります。
殺菌効果をしっかりと確認している
殺菌の工程踏んだあとは、すべての微生物が死滅しているか確認する作業があります。
確認方法は、食品衛生法に2つ規定されています。
1恒温試験
殺菌が終了した製品をランダムにいくつか抜き取り、35℃で14日間保管します。
この期間に、包装している容器が膨らんできたり、内容物が漏れたりしないか確認します。
膨らみがあった場合は、中で微生物が繁殖している可能性が考えられます。
内容物の漏れがあった場合は、密封が不十分で、微生物が混入している可能性があります。
この2つ発覚した場合は、その製品は出荷できません。
2細菌試験
恒温試験を通過した製品は細菌試験を行います。
製品中に微生物が含まれていないかを確認する試験です。
この2つの試験をクリアした商品が、やっと出荷され店頭にならび、私たちの手に届くことになります。
レトルト食品が、長期間保存できるのは保存料を大量に使っているからと思っていた人も多いと思いますが、レトルト食品には、保存料や添加物は使われていません。
説明した、過程で製造され安全に長期間保存できるように作られているのですね。