薬膳の視点で見る身近なハーブ、スパイス - コラム | Eatreat

日本安全食料料理協会には「スパイス香辛料ソムリエ」や「ハーブソムリエ」という資格があります。スパイスとハーブ、どちらも食べ物や飲み物のアクセントになったり、食材の臭み取りに使用したりと香辛料は使い道が似ています。では、スパイスとハーブの違いは何でしょう。なんとなく分かっているようで、正確には分からないのではないでしょうか。今日はスパイスとハーブの違いをみてみましょう。

 

スパイスとハーブの分け方

スパイスとハーブの分け方については、国によって違ったり、植物学的に見解を示したりとさまざまです。

それぞれの分け方について紹介します。

 

日本では、普段の生活でその違いを意識することがないため、厳密に分け方を定義していません。

そのため、なんとなくで判断していうようです。

 

ヨーロッパでは、自家栽培ができるかが、分け方のポイントになります。

例えば、コショウ、唐辛子、シナモンなど自家栽培ができなものの茎や根、木の皮、種子、果実をスパイスとよびます。

一方、オレンジ、タイム、バジル、ローズマリーなど、自家栽培ができる草花をハーブとよんでいます。

 

植物学的な分け方

植物学的にも分類が難しいと言われています。

その理由は、国によってその植物の使用方法が異なるためです。

 

例えば、パクチーについてみてみます。

タイやベトナム、ヨーロッパなどでは、葉の部分を使用しますが、同じタイでも根っこの部分を使用するところもあります。

また、インドでは種を乾燥させて使用します。

 

このため、将来的にも分類するのは難しいと言われています。

 

代表的なスパイス・香辛料

スパイスは、もともと食材の臭みを消したり、殺菌や防腐に使用しました。

そんなスパイスの代表的な物を紹介します。

 

・コショウ

日本でもよく使われているコショウは、海外でも料理によく使われています。

種類も、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、グリーンペッパーなど数種類あったり、使い方も粒のまま使ったり粗挽きにして使ったりと、料理によって使い分けることができます。

 

・シナモン

紅茶やお菓子などに使われることが多いシナモン。漢方の「桂皮」としても知られており、世界最古のスパイスとも言われています。

料理以外にも防腐剤として使用されることもあり、エジプトではミイラの防腐剤としても使用されていました。

 

代表的なハーブ

ハーブは、もともと雑草として生えていたものをから、料理や医療に使われるようになり、自宅でも栽培するようになったものです。

その代表的なものを紹介します。

 

・バジル

バジルも種類があります。

トマトとの相性がよくパスタやピザなどに使われるのは、スイートバジルです。

また、タイ料理で揚げ物や炒め物に使うホーリーバジルというものもあります。

バジルは、かわいい葉っぱと育てやすさから、家庭菜園にも人気があります。

 

・ローズマリー

ローズマリーは香りが強く、肉や魚などの臭み消しに使うことが多い他、淡白な食材の香り付けにも使えます。

また、香りが強いため虫もつきにくく、こちらも家庭菜園に適しています。