こんにちは、日本安全食料料理協会です。
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冬になると、心配する病気のひとつがインフルエンザですよね。
感染力が強くて一度かかると学校や会社を3日間休まなければいけなくなってしまいますからやっかいです。
インフルエンザにかかったら「タミフル」を処方していただく方も多いかと思いますが、タミフルの原料が中国の香辛料であることはご存知でしょうか。
今日はタミフルについてお話しします。
タミフル
タミフルはスイスの大手製薬会社が製造している抗インフルエンザ薬です。
薬の原料は中国原産の香辛料である八角です。
八角に含まれる「シキミ酸」という成分が薬の成分となっております。
八角は木の果実を乾燥させたもので、主に中国南部からインドシナ半島や南インドで栽培されているものです。
日本では、昔から胃腸の働きを整える成分として胃腸薬として使用されております。
八角
八角という名前は8つの袋果が集合しているので八角と名付けられています。
独特な香りがあるため、好きな人は好きですが、嫌いな方はとことん嫌いです。
①消化促進
八角は中華料理によく使われるスパイスです。リモネンという成分が、胃腸の働きを活発、消化機能を高める働きがあります。
八角が肉料理のスパイスに使われることが多いのは、肉の臭みをとり、消化を助ける働きがあるという理由があるからです。
②冷え性改善
リモネンには、血の巡りをよくしてくれます。又、新陳代謝を向上させてくれます。
血の巡りがよくなれば冷え性が改善され、むくみも改善されます。
③ストレス軽減
香りの主成分「アネトール」には、鎮静作用があります。
ヨーロッパでも、八角は不眠症に効くスパイスとして使われてきました。
日本安全食料料理協会には中華料理ソムリエといった資格もあります。
タミフルはスイスの大手製薬会社が製造している抗インフルエンザ薬です。
タミフルの原料は中華料理でスパイスとして使われている八角という植物を乾燥させて作られたものです。
八角に含まれる「シキミ酸」という成分が薬の成分となっております。