だいふくを食べた。
生きながら死んでいるひとびと
私はたぶん、どこかで
それを一番に恐れている、
恐れてきた。
生きているのに死んでいる状態を。
だからこうして
思考してしまうのだろうし
必死でことばを紡ごうとしてしまう
常に 生まれ続けていたい
でないと、たまらなくくるしくなる。
ちょっと耐えられない。
今この時間も
こうして
考えてしまうし、
のこそうとしてしまう。
目が覚めて
食事していても
仕事していても
誰かといる時でも
いつもいつも
どこかで何かを考え続けてしまう。
どうしてだろう
わたしはここ、にいるけれど
ここ、にはいない。
けど、たしかにここ、にいて
ここ、に生きている。
それは
ちいさな死と
おおきな死、に向かっている。
おおきな生、のなかで
絶えず
ちいさな生死を繰り返す。