新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本政府はテレワークを推奨しています。在宅勤務中、業務のほとんどはパソコンでの作業になるでしょう。しかし実は、スマホもテレワークに活用できるのです。ここではスマホを活用したテレワークについてまとめてみましょう。
テレワークと言えばビデオチャットツールが欠かせません。社員同士が離れていても顔を見ながら会議をすることができるので、テレワークになってから始めたという人は多いはず。ビデオ会議に関してはパソコンから行うケースが多いですが、その場合Webカメラやマイクが必要となります。ノートパソコンではWebカメラやマイクが標準装備されている機種も多いですが、装備されていないものもあります。またデスクトップ型のパソコンの場合、別途必要なケースが多いでしょう。
一方、スマホを使ってビデオチャットを行えば、マイクやカメラはもちろん標準装備されているので用意する手間がありません。すぐに活用できるでしょう。またビデオ会議はスマホで行って、パソコンで別の作業をするという使い方をしている人もいますよ。
ビデオチャットツールとして人気なのが「Zoom」です。Zoomはインターネットを通じて会議ができるアプリで、多人数にも対応できるビデオチャットツールになります。スマホのカメラとマイクを利用し、お互いの姿を映し出しながら会話できるのでとても便利。
1対1であれば無料で制限なく利用できるのも魅力の1つ。また多人数のグループチャットでも40分間であれば無料での利用が可能となっています。他のユーザーが開始したミーティングに参加した場合には、ユーザー登録も特に必要ないので気軽に始められるでしょう。
ビデオチャット画面では一画面に複数人の映像を映し出すことができます。話している人を自動でフォーカスする機能や、その人の映像を大きく表示するといった機能もあり。この機能によって参加者が多くなった場合でも、誰が話しているか混乱するということがありません。また、有料会員になれば映像を録画し、クラウド上に保存することも可能です。会議時などは後で議事録を作成するということもあるでしょう。その場合には録画しておくと便利ですよ。
もう1つZoomの機能で注目したいのが、資料や画面をメンバーと共有できる機能です。カメラ映像だけではなく、画像・資料などを相手に見せたい場合には共有機能を使いましょう。スマートフォンやクラウドストレージに保存している文書や写真などを共有できます。また真っ白いキャンパスを共有すれば、文字や図形を描いてやり取りすることもできるのでホワイトボード代わりに使えますよ。さらにスマホ画面を共有する機能もあり、画面内にマーカーで書き込むこともできるので、内容を明確に伝えやすいです。