どうしても許せない母の思い出 | 言霊で思いを実現して生きる

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2月17日に「『あなたが生きにくいのはチャクラに原因があった』訳者あとがき」という記事を掲載しましたが、これについて少しフォローさせていただきたいと思います。



先日の記事で書いたように『あなたが生きにくいのはチャクラに原因があった』は、横糸としてチャクラついてしっかり書かれた本ですが、同時に縦糸として、母と子の関係、父と子の関係、より限定していえば、著者自身の母と娘、父と娘の関係が書かれています。



これは、子供の頃の親と子のあいだの心が引き裂かれるようなショッキングな体験がチャクラのゆがみとなって残り、あとあとになってその人の心、生き方に大きく影響し、さらには病気として身体をも蝕むということなのです。



子供の頃、次のようなショッキングな体験をしたことがある人はけっして少なくないと思います。



--第四チャクラの章の冒頭から引用--



 ある晴れた夏の日、私は勢いよく走って家に入りました。手には、キャンディみたいにきれいな色の野の花束を握りしめて。母のために摘んだものでした。
 母は私の手からこぼれ落ちるたくさんの花を見下ろすと、乱暴につかんで、あざけるような表情で脇に放り投げました。私は、母がとても怒っているのを目にしてとまどいました。
 絶対に笑顔になってもらえると思っていたのに。母の目は火のように、私の心のやわらかくてもろい細胞を燃やしました。私は後ずさりしました。母は兄のほうを向いて微笑みました。母の兄への愛は、たくさんの金色の後光のように輝いていました。



--引用終了-------------



このような子供の頃のショッキングな出来事は、記憶として残っていることもあれば、完全に封印されていることもあります。しかし、事実を思い起こし、その記憶を癒してあげなければ、チャクラのゆがみがその人の心、そして身体をも蝕むことになるのです。



私自身、ワークショップに参加してくださる女性たちの多く……ほとんどといっていいほど多くの方々が、そういう体験をなさっていて、かなりの年数が経過したあとも苦しい思いを抱えていることを知りました。



本書が、子供の頃のショッキングな出来事が原因で、思うような人生を生きることができないでいる多くの人の福音となるよう願ってやみません。