数秘術では、人生全体を4つの時代に区切ります。(第1期~第4期)

 

そして、それぞれの時代ごとに「頂点数」と「試練数」を割り当てます。

 

 

「頂点数」その期間において、何が人生のテーマとなるのか?

 

何を目的としていくのか?何に積極的に関わっていくのか?を示しています。

 

「試練数」はその期間において、学ぶべき課題、困難となる出来事を示唆します。

 

「4つの人生区分」と「頂点数・試練数」は、各人の生年月日から全て導き出すことができます。

 

https://numero33.net/pinnaclenumber.html

 

-------------------------------------

<「4つの時代」を区分する方法>

 

まず、第1期の終了年令を算出します。

 

36から「誕生数LP」を引いた数が、第1期終了年令です。

第1期は0才からはじまります。

 

≪例≫ 1993年10月28日生まれの人の場合

      この人の「誕生数」(LP)は「6」でした。

 

第1期の終了年齢は、36-「6」= 30才になります。

 

次の第2期は9年、その次の第3期も9年、となっています。

 

第1期 : 0才~30才 まで

第2期 : 31~39才 まで

第3期 : 40~48才 まで

第4期 : 49才以降 となります。

 

第4期が長すぎますねw(人生100年時代には無理があります) 

これが数秘術による未来予測の限界でしょう。

 

数秘術の未来予測は「50才ぐらいまでの人生前半」はとても有効なのではないでしょうか。それ以降は他の命理占の後天運予測を参考にすべきでしょう。

 

--------------------------------------

<各時期の「頂点数」の出し方>

 

まず生年月日を「年と月と日」に分けて、それぞれ1桁にします。

 

年: 1+9+9+3=22 ⇒ 2+2=4

月: 1+0=1 

日: 2+8=10 ⇒ 1+0=1

 

第1期の頂点数:(月+日) 1+1=「2」

第2期の頂点数:(日+年) 1+4=「5」

第3期の頂点数:(第1期と第2期の合計) 2+5=「7」

第4期の頂点数:(月+年) 1+4=「5」

 

つまり、2,5,7,5 がこの人の各期の人生テーマとなります。

 

-----------------------------------

 

「2」は協調性、バランス、忍耐を意味する数字ですから、周囲にどんな人がいたかによって大きく影響され左右される時期です。

 

子供時代にこの数字が現れる人は、他者を配慮する「ものわかりの良い子」だったでしょう。自分の要求や主張よりも、他人の気持ちや願望を満足させることを優先するように教育・訓練されました。

 

強い自我や野心を持たずに、他人から「与えられた役割」を淡々と果たすことを覚えて育った幼年時代を意味しています。この期間の関心は、美術、音楽、友情、家族愛などに集中します。

 

ちなみに、第1期の数字は、その後の人生全体に対する姿勢に影響を与えると言われます。「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものです。

 

<自分の要求や主張よりも、他人の気持ちや願望を満足させることを優先する>という傾向性はその後も強く残る可能性があります。

 

「5」は「変化・流動・冒険」を意味する数字ですから、大きな変化やチャレンジに向かうことを余儀なくされるでしょう。この人の場合は「5」が多いですから、人選全般において流動性が大きい=安定しにくい傾向がありそうです。

 

「5」は安定や保守を嫌って、組織から離れて自由に動くフリーランス(orフリーター)の数字です。

 

この時期には、自由を求めて衝動的に行動を起こしがちです。おそらく、他人から与えられたレールを歩むことから離れて、自分の可能性や多様性を求めて冒険や旅に出ようとするのでしょう。ただし仕事や金銭で「1か8かの賭け」に出る大きなリスクは慎むようにしましょう。

 

「7」は「探求・専門性・孤独」を意味する数字です。この時期は、専門的なことを学んだり、1つのことを深く掘り下げて学ぶことを求められる時期です。

 

同時に「7」には孤独(孤立や疎外感)という意味もあり、その意味では辛い時期になるかもしれませんが、この期間の経験は、その人が自分の人生の意味をより深く探求して気付くためには避けて通れない機会となります。

 

--------------------------------------

<各時期の「試練数」の出し方>

 

今度は引き算をして絶対値を取ります。

 

第1期の試練数:(月‐日) 1-1=「0」

第2期の試練数:(日-年) 1-4=「3」

第3期の試練数:(第1期と第2期の差) 0-3=「3」

第4期の試練数:(月-年) 1-4=「3」

 

見事に「3」ばかり並びました。

 

試練数「0」は、この時期に特定の障害や試練がもたらされないことを意味します。行く手を阻むものは特になく、穏便に全てが進む期間となります。

 

試練数「3」は、自己表現・享楽性・社交性を意味する数字です。絵画・演奏・演技・講演・ダンスなどで自分を表現したいという欲求が高まります。

 

ただし、3は「分散させる数、集中を阻害する数」でもあるので、目標を達成するためには1つのことに集中する必要があることを教えています。また3は「社交や交際」が増える数字です。「3」には享楽という意味もあるので、遊び(副業)にかまけて本業が疎かになるという危険をも意味しているのかもしれません。

 

「3」や「5」は不安定で流動的な数字の代表です。4つの期間にこれらの数字が多い人は、しっかりと地に足をつけて、自分の人生基盤(キャリアパス等)を設計していかないと人生全体が漂流しがちになるので注意しましょう。

 

表形式で整理してみると次のようになります。

 

  年令 頂点数 試練数
第1期 0~30才
第2期 31~39才
第3期 40~48才
第4期 49才~

 

1つ1つの数字の基本的な意味は、以下のリンク先を参照してください。

 

「1」・・・創造・決断・先駆者・自己主張

 

https://numero33.net/num01.html

 

「2」・・・協調・バランス・忍耐・他者理解

 

https://numero33.net/num02.html

 

「3」・・・遊び心・表現力・社交と享楽

 

https://numero33.net/num03.html

 

「4」・・・現実主義・管理者・組織・物質

 

https://numero33.net/num04.html

 

「5」・・・破壊者・冒険者・情熱的・衝動的

 

https://numero33.net/num05.html

 

「6」・・・奉仕と献身・家庭・養育者

 

https://numero33.net/num06.html

 

「7」・・・思索的・専門性・探求者

 

https://numero33.net/num07.html

 

「8」・・・指導力・権威・統率力

 

https://numero33.net/num08.html

 

「9」・・・統合と成熟・啓蒙者・哲学者

 

https://numero33.net/num09.html

 

「11」・・・スピリチュアル・メッセンジャー

 

https://numero33.net/num11.html

 

「22」・・・社会改革者・世直し事業家

 

https://numero33.net/num22.html