「私には、ブスの気持ちがわからない。」
衝撃な発言からくるこの作品
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女子アナ達の嫉妬、執着、野心がリアルに描かれます。
リアルの女子アナの生態を知らないので本当にリアルかはわかりませんが笑
読み味はすごく悪い。
ここまでかというくらい人の醜い部分にフォーカスを当ててきます。最初はアナウンサーの地位をかけた、ただの小競り合い。最後はLGBTに焦点を当てた社会への問題提起まで。幅広い本だと思います。
視点がいつの間にか変わっていく手法も書き方としておもしろいなと思いました。
教訓にすることがあるとすれば、人は自分よりも常に深く考えている恐れがあるということ。ほんの些細な事と自分で判断したものが、他の人に取って恐ろしく重要でそこから恨みや復讐とまで行かずとも、攻撃がくる可能性があること。
男の間ではあり得ないと思うことでも女の常識では、ありえるということ。(逆ももちろんそうでしょうが。）
こういう立場の違いを理解するきっかけになるのが小説のおもしろいところなのでしょうね。