学校というと、授業中話を聞かなかった記憶しかありません。
小学生の時は、帰ってから遊び倒したかったので
授業中に宿題をやっていたような覚えがあります。
中学生の時は、教科書や資料集の
お気に入りのところを読んでいた記憶が。
何て態度の悪い生徒(笑)
私の子供は学校で真面目に授業を聞いているようで
それだけでも尊敬します🙇

今は一年でも最も寒い季節ですが、
そんな時期に思い出す話があります。
国語の教科書で読んだ、桜の木の皮で
染め物をする人の話です。
ちょっと検索してみたら、全文を載せていた方がいらっしゃいました。
おそらく同年代の方でしょう。


この大岡信の話で、私がよく覚えていたのは
「桜は花が咲く直前、木の内側に桜色を溜めている」ということでした。
私たちは花が咲く時に初めて桜色を目にしますが、
桜は私たちの目には見えないところで
咲く前から樹木全体に桜色を溜めている。
桜の開花はまさにエネルギーの爆発なのですね🌸

今年もこの話を思い出して、
人も桜と同じことが言えるなぁと思いました。

個人的には緊急事態宣言のちょっと前、昨年末から
何となく低調気味だなぁ~と感じていました。
やる気や馬力があまり出なくて、
今までと同じように何かをこなしていても
気持ちがそのスピードに乗って来ない感じなのです。
そんな中で1/13に山羊座の満月を迎え、
12/22のグレートコンジャクションは
ちょうど山羊座の期間が始まるその日だったことに
ふっと思い当たりました。
山羊座の期間が始まるその日に、何の因果か
山羊座から水瓶座の時代へ切り替わるとは‼️
なので、今回の山羊座の期間は
山羊座の最後っぺとでも言いますか(笑)、
山羊座の時代の揺り戻しがあったのでは?と思いました。
もう、今までと同じようにできないのは当たり前で
これからの水瓶座の時代にマッチする
物事のやり方にシフトしていく時なんじゃないか。
でもいきなりシフトはできないので、
山羊座の揺り戻しの中で違和感を自覚する。
違和感を自覚して初めて今までのやり方を見つめ直し
これから生きる方向を見出だしていく、
そんなプロセスに入っている気がしたのです。

まだ始まったばかりの水瓶座の時代、
ちょうど緊急事態宣言が出て
物理的にも家にこもる生活の中で、
今は色々自分の内面が変化するのを感じつつ
まだ言葉には乗せられない、そんな状態なのだと
感じています。
言葉や思いも浮かんでは沈んでいき、
まだはっきりした文章にはならないままに
私の中に溜まっています。
そんな中で私が本当にやりたかったこと、
思い描く未来がだんだん形を取り始めています。

去年、桜が咲いた頃は最初の緊急事態宣言のさ中で
春霞の空に桜が舞うのを見ながら、
人間が大変な状況の中でも季節は巡るものだなぁと
自然にありがたいと思う気持ちと
人の儚さを思う遠い気持ちとがない交ぜになって
空の水色と花の桜色に溶けていくような心地でした。

私の中で溜まっていく思いが、
今年桜が咲く頃にどんな形を取っていくのか。
今年はどんな思いで桜を見るのか。
桜と一緒に自分の開花も待ち遠しい小春日和です😌