目的

楽観性を認知方略理論に基づいて4種類に分類し,調整変数として機嫌と認知的複雑性がコーピング方略に与える影響について調べる

 

 

 

 

・・・というのは,どうやらアメリカのデータであり,日本人には当てはまらない模様

日本のデータではずいぶんと様相が異なる

 

アメリカの楽観主義者と日本の楽観主義者は異なる

アメリカ人における楽観主義(SO)者の特徴は

①将来のことを肯定的にも否定的にも熟考しない

②どうすればいいパフォーマンスができるかという計画的熟考もしない

③過去/未来のパフォーマンスにたいする評価は高い

 

という,完全脳死楽観主義者の事を指していた.

 

ところが外山先生(2015)によると,日本人における楽観主義(SO)者は

①否定的熟考はしないが肯定的熟考はする

②計画的熟考もする

③過去/未来のパフォーマンスにたいする評価は高い

 

という結果になり,

将来に対するヤなことは考えないけど,

イイことを想像したり計画性はきちんとある人が抽出されました.

 

また,アメリカでは楽観2種類・悲観2種類という分類をしていたものを,

・楽観主義 (超適応的)

・防衛的悲観主義 (適応的なネガティブ)

・真の悲観主義者 (抑うつ者)

・メタ認知低 (完全脳死・楽観も悲観もない)

 

このように,クラスタ分析によって分類していた.

 

外山先生の論文には非常に丁寧に質問項目が掲載されており,論文に引用しやすいような親切設計になっているものの,これをどう安全心理学にするか・・・・ ぐええ

 

 

参考文献 外山さん 荒木さん の論文