あたいはきっとまた繰り返すんだと思う
あのときのことを
繰り返すのが怖くて、辞めるんだと思う
好きで
好きで
好き過ぎて
知りたくて
知りたくて
知ろうとして
問い詰めて
信じられなくなって
また問い詰めて
あたいは、
どんなに本当のことを聞いたって信じられないたちの人間
じゃあ何故知りたがるの?
何故?
どんな答えが欲しいの?
わからない
何がしたいんだろう
やっぱり怯えているんだと思う
何に?
過去に。
たいした過去なんてないのにね
大袈裟なんだ、私
最近またひとりになると欲しくなる
右手に
左手のために
だけどだめだから、
時々気づくと爪をたてている
思いっきり
そんな忘れたいほどの何か、あるの?
ごまかしたいだけ?
忘れた痛みは思い出してはいけないんだから
こういうのって
思い出したときには当時の数倍痛い
いま味わったらもっと痛い
それに耐えるためなの?
こんなことしてたらまた見えなくなるのに
どんどん空気が遠くなる
あたいの声は出た瞬間、空気に吸収される
慣れてるもん
平気だよね
外明るい。
もう安心して寝られる。
asca