第27回翻訳祭が成功裏に終わった。1000人規模の集客で、会場はもちろん、展示会場もヒトであふれていた。
「きわめよう、それぞれの道~、つなげよう言葉の世界」が今年のテーマ。出版翻訳、ツール、ビジネスだけでなく、「ミニ講演会」という新しい手法も盛り上がっていた。10分単位でいろいろな人たちが登壇するのだが、いろんな意見が聴けて楽しかった、と好評だった。毎年はそれほどにぎわいもしないのに、今年の機械翻訳関連セッションはその講義も会場から人があふれていた。講師も話の内容も例年とほぼ同じなのに、今年の聴き手の真剣度合いが違うということか。Googleショックは大きい?
さて、懇親会で来年の翻訳祭の紹介を行なった。来年のテーマは「時代が創る翻訳イノベーション in 関西」、2018年10月25日(木)~26日(金)、京都大学医学部創立100年記念会館、「芝蘭会館」で開催する。
「芝蘭」とは中国の神草で、芳香を発するとても高価で入手し難く貴重だったらしい。当時の学長が、医師たる者はこのようにありたし、「芝蘭会館」と命名されたそうである。
翻訳者も、入手しがたく貴重な存在であれ、と今回の会場に選んだ。
特別講演として、国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員である飯間浩明氏とLinkedIn, 全米機械翻訳協会元会長であるMike Dillinger, PhD.をすでに依頼している。
募集は来年1月から開始。
詳細はFacebookで更新していく。
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