こんにちは、社長の企業参謀 中小企業財務コンサルタントの遠藤信行です。
本日は商売と経営のお話しをします。
アメリカの有名な経営学者である、P・F・ドラッカーは
企業の目的とは「顧客の創造である」と言っております。
「顧客の創造」とは、常に新しいお客様を創りつづけることです。
顧客には、現在ひいきにしていただいている
①現在の顧客(仮に「現在顧客」と呼びます)と、
まだ顧客にはなってくれていないが、
将来顧客となる可能性のあるお客様(このお客様のことを②潜在顧客と呼ぶとしましょう)
がおられます。
つまり顧客には①現在顧客と②潜在顧客の、2種類のお客様がいるのです。
しかし皆さんに見えるのは①の現在顧客だけですね。
①の現在顧客は、今は自社に収益をもたらしていただけますが、来年
も継続されるとは限りません。
普通は、毎年、顧客の2割ずつが減るものと考えてください。
実際には、状況により割合は異なるとはいえ、現在の顧客は
ほおっておくと毎年どんどん減少して行くのです。
となると、大事なのは②潜在顧客です。
ドラッカーが言う「顧客の創造」というのはこの潜在顧客の創造なのです。
そのために必要なのが①マーケティングと②イノベーションです。
マーケティングとは「集客の仕組み」です。
イノベーションとは「商品・製品の革新」です。
つまり、商売とはこの①マーケティングと②イノベーション
があってはじめて成り立つのです。
商売とは常に、すべての人をお客様と考えて、
「お客様第一」に考える。
そしてそのために「商品の改良を日々行う」
企業はこの機能があって初めて企業といえるのです。
経営とは、この商売を上手く機能させるための「仕組み」なのです。
しかし、いくらこの経営の「仕組み」が完備していたとしても、
商売自体が停滞していたとしたら、宝の持ち腐れです。
つまり、商売と経営は一体であって、どちらが欠けても
会社は上手くいきません。
しかしどちらが先かと言われれば、「商売」が先です。
そもそも商売の本質がわかってない方に、経営がうまくいくはずが
ありません。
ドラッカーが言うように、
企業はこの「顧客の創造」を一番に掲げなければなりません。
そして、「顧客の創造」がうまく全社に浸透する
仕組みを会社に作り、全社員の力でいかに「生産性」を上げるかに
よって、はじめて「利益」が出るのです。
結局、「どうしたら新規顧客を生み出せるか?」
経営者は新規顧客のことを常に第一に考えなければ、
企業は衰退してしまうということなんです。
どの経営者も、経営者はまず「商売人」で
なければなりません。
本日は以上です。
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