今回は利益計算のプロセス(過程)について

考えてみましょう。

 

 

ところで、企業の存在理由は一体何でしょう?

 

顧客の創造?

従業員の幸せの確保?

株主へのリターン?

納税の義務?

社会への貢献?

 

 

色々な立場、考え方によって様々な答えが出てくるかと

思います。

 

しかし資本主義社会での企業(株式会社を前提)の成り立ち

役割を考えた場合、まず一番目には「株主へのリターン(分配)」

の役割が来るのではないかと思います。

 

何故なら、企業はまず最初に株主からの資本(資金)の提供

によってスタートするからです。

 

株主が企業に資本を提供する理由は「リターン(分配)目的です」

 

ですから、企業は株主からお金を出資(資本金=元手)されたなら、

それに対するリターン(見返り)を出す義務が生じて来ます。

 

そのような意味で、企業(株式会社)の第一の存在理由は株主

(投資家)に対してリターン(分配)をもたらす事だと考える事が

出来ます。

 

 

 

従って、利益計算のプロセスは、まず初めに株主(投資家)からの資金調達

を受けて、次にその資金を基にして売上を上げて利益を出し、さらに株主に

報告すると言う流れになります。

 

 

その第一番目に「株主からの資金調達」がくるのです。

 

日本の企業の場合、「株主=創業者=経営者」と言う場合が

圧倒的に多いので中々理解しにくいのですが、株式会社の

本来の形は「多数の株主から資金を調達して、そこから売上

を上げて利益を出して、それを株主に分配する(リターン)」と

言う流れなのです。

(日本の特に小規模企業の場合は圧倒的に株主=経営者なの

で配当と言う意識がそもそもありません。これは税制の影響もあ

りますが)

 

 

株式会社は株主の権利と言うものが「株式」と言う小さな証券に分割

できるために、沢山の株主(投資家)から少しずつ資金を集める事が

出来ると言う特徴があります。そしてこの特徴によって株式会社は資

本主義の発展とともに歴史的に大きく発展することとなりました。

 

 

そしてもう一つ、ここで押さえておかなければならないのが、株主からの

資金調達の金額によって、購入できる「資産の額」が変わり、それによっ

て「売上高」も変わってくると言う事です。

 

ですから、大きな売上を上げたければ大きな資金が必要ですし、

逆に少ない資金だと小さな売上しか上げることが出来ません。

 

つまり500万の元手と100万の元手では上げられる売上額が違い、

それによって出る利益額も異なってくると言う事です。

 

この計算を事業開始時に綿密に計算しないと、後々資金不足に

苦しむ事になります。

 

 

と、言う事で今回、利益計算のプロセスの第一は株主からの

資金調達と言うお話でした。

 

 

 

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