もしかしたら、もう、永遠にさようなら。 | 井口真由子 No rure..

もしかしたら、もう、永遠にさようなら。

新年はじまりましたねぇ。。。

なぜだろう、わたしのブログを読んで下さっている方、
明けましておめでとうございます。(^O^)

だいすきな、だいすきな、クリスマスもHAPPYに過ぎて、
お正月も元旦からお仕事でしたが大切な人達と暖かく迎えることができてほっとしています。


さて、さて。
こうやって、顔を合わせていないどなた様かに
文字が伝わる場を頂いているので、今のわたしというものを
突然ですが、ひっそりと書いてみようと思います。
わたしの今なんて、お父さんお母さんと、おばあちゃんたち、
地元のめっちゃ仲いい友達くらいしか知りたくないでしょ!
と思うのですが、
実質2年弱しか「読モ」をしていなかったのに
全然更新しないこのブログにも毎日たくさんのアクセスはあり
twitterやお店で話しかけて下さる方がいるのは、
本当に雑誌という影響力はすごいな、と思います。


わたしはただの
人より当たり前のことが不器用で好きな事にはわりと特別な持論がある
普通の女の子です。

だから、ほんのわずかだけど、臆病者のわたしにとっては
私を知らないだれかに知られて、どこかで批判されるのがこわいです。笑
だって、見た目や文章で伝わるようなこと、一つも自分に自身ないですから!!笑
写真も撮られるの苦手だし、コンプレックスばかりだし、
女の子とか洋服とか美術として本当に好きだから、
モデルさんもスタイリングもプロの本当に美しい作品の素晴らしさをたくさん見ているから
自分が被写体になるなんて、ほんっと~に、考えられない!!!笑 

上京をしてこの春でまる3年。
ものづくりという形で自分の表現したい物を、表現するために19歳のときやってきました。
とりあえずアルバイトを探していたら、サロンモデルとかをなんとなくやるようになり、
気付いたら「読モ」と呼ばれていました。
メゾンブランドのお洋服が好きでモード誌ばっかり読んでいたので
「読モ」という存在すら知りませんでした。

自分がやりたかったこととの違和感を感じつつも、
たくさんのものづくりをする人達に出会いました。
雑誌のたった1ページでも、作り上げる為に沢山の人が関わり、
時間も情熱も、積み重ねて来た努力も、色々素敵な思いも辛い思いもしながら、
本当に、微妙な光の入り方、髪の毛一本、洋服のしわ一つにもこだわっている世界。
そして時代は、普通の女の子が、たくさんの人や社会に影響を与えているというこの革命的なブーム!

本当に多くの人に出会い、多くのことを学びました。
全ての方に感謝をしています。

そして、ちょうど1年前にALLE AREAというセレクトショップのデザイナーのお話を頂きました。
もともとお洋服のデザイナーになるのが物心ついたころからの夢で、
そこに続く道を探しに東京に来たので、いきなり夢が叶ってしまう!という本当に幸運でした。
上京してからも、デザイナーになりたいという意思と、読モが注目を浴びていることから
何度か似たようなお話はあったのですが、自分自身が未熟だったため
不確実な物や危険な目にあったこともありました。
それでも諦める気持ちにはほんの少しもならなかったのは、それだけお洋服が好きだったからです。
そして一年前から読モを辞めてALLE AREAで働き始めました。
洋服の勉強だって、本当に未熟な私が
4月には自分のブランドlily mouth TOKYOもスタートさせて頂きました。
未熟というのは、大きなことを任された時に、本当に不甲斐ないもので
悔しかったり、恥ずかしかったり、自分にたくさん腹が立ちました。
しかし未熟だからこそ、たくさんのものを自分の思っている以上の早さで吸収したり、
成長したり、また失敗して学んだり、、
この1年で本当に貴重な、かけがえの無い経験と勉強をさせて頂きました。

一方でやっぱり「読モ」としてのブランドとか、
「洋服」が入り口でなく、「読モ」のデザインしている洋服という入り口で
自分のデザインした洋服を見られてしまうことも、
服が本当に好きなだけに、横柄ながら、、不本意でした。。。
もちろん、毎日来店して下さるお客様の中には私の事を知らない方は
たっくさんご来店下さるので、洋服が可愛いと思って入店して下さったり
「かわいい!」や「気に入りました~!」と言って頂く機会も多く
やりがいを噛み締める瞬間もたくさんあります。
周りにはわたしの思いを後押しして下さったり、
サポートして下さる方ばかりで、
道に迷った時は、全て抜きにして、
根本の一番自分がしたい事を見つめ直すことを教えて頂きました。

私は自分が有名になりたくて東京に出て来たんじゃない。
自分の中で小さい時からずっとずっとゆるがないもの、
本当にファッションしかわたしにはないんです。
他に夢中になれる事なんてないし、他にあるか考えてる時間があるなら
その時間も洋服の事を考えていたい。

私は服を作りたい。

今の、ALLE AREAで学んだ事は本当に沢山あります。
しかし、もっと、もっと、自分の世界を追求したい。
そしてなにより、もっと、もっと、洋服の事を学びたい。
そして、自分が信じるファッションの力を、
自分の手で、小さくても自分の確実な1歩1歩で、
私なりに、私らしく、真っ直ぐに、
運命の服に出会った時のあのワクワク、ドキドキ、キュンキュンドキドキのアドレナリン!!
ファッションを愛する方に届けていきたいと思っています。

この思いから、1月いっぱいで退社させて頂く事を決めました。
更に1月いっぱいでALLE AREA Laforet HARAJUKU,
ALLE AREA KYOTOは昨年12月いっぱいで閉店となりました。
短い間でしたが、たくさんのあたたかい方々のご協力、
なにより励みになった、お客様の方々の笑顔やお声、
関わって下さった全ての方に、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

わたしにとって、人生で一番たいせつな一年間だったと思います。

残りの1月いっぱい、わずかですがよろしくお願い致します。
ご来店頂いた方に心から感謝の気持ちを込めて接客していきたいと思います。

雑誌など公の場所に読者モデルとして出る事ももう無いと思います。
私なんかに優しい声をかけて下さった方々、本当にありがとうございました。
また関係者の方々には本当にお世話になりました。
あたたかい方ばかりで、東京に来て出会えた皆様には本当に感謝しています。
これからも仲良くして下さる方はよろしくお願いします。
みなさま大好きです。

これからは、また夢を叶えるために、毎日自分らしく素直に頑張っていきたいと思います。
必ず自分の作った洋服で、だれかのしあわせな瞬間をつくる人になります。

みなさまとその大切なひとたちがこれからも
はっぴーでいられますように。。


そしていつも一番近くで支えてくれる大切な家族、友達たち
いつもありがとう。みんながいるからがんばれます。
そしてわたしもみんなのちからの一部になれたらいいな。

i am fantasy girl