こんにちは
先日、大昔に放送されていたTV番組「そこが知りたい」路線バス乗り継ぎの旅を紹介しましたが
当時の映像がYouTubeに3つ上がっていました
そのうち一つ「東京横断路線バスの旅・青梅街道」を見ました
内容は青梅街道を路線バスで乗り継いで、途中寄り道しながら旅をするものです
放送日は不明だが、ネットで調べた限り1991年頃と思われる
動画後半にJRのヘルメットを被った職員さんが出たので少なくとも1987年4月以降
二代目リポーターの鈴木正幸さん・薬袋美穂子さん・御坂哲男さんが出演されていました
ナレーターは若山弦蔵さん
1987年から1993年頃まで務めていたようなのでその間かと思われます
細かい内容は割愛させて頂きますが、青梅街道は東京の新宿から青梅市を経由し、山梨県甲府市に至ります
青梅街道の起点はWikipediaでは新宿駅西口近くの新宿大ガード西交差点からになっていますが、番組では新宿駅の東側、伊勢丹と丸井がある新宿3丁目交差点と紹介され、新宿追分とも言った
詳しは分かりませんが、元々の起点が新宿追分で時代と共に変化していったのであろう
当時の行程を画面見ながらざっくりまとめてみました
新宿追分〜新宿駅西口(都営バス)
新宿駅西口〜杉並車庫(都営バス)
当時画期的な四枚折戸ワイドドアに乗車
(都市新バス・車両前面に「グリーンアローズ」の文字が確認できた)
杉並車庫〜阿佐ヶ谷駅南口(京王バス)
阿佐ヶ谷駅南口〜荻窪駅北口(西武バス)
荻窪駅北口〜慈雲堂前(関東バス)
慈雲堂前〜田無本町二丁目(西武バス)
ここで一泊
田無本町二丁目〜青梅車庫(都営バス・梅70系統)
都営バス最長路線だった
青梅駅〜御岳駅(西東京バス)
御岳駅〜川井駅(徒歩)
川井駅〜奥多摩駅(西東京バス)
奥多摩駅〜東日原(西東京バス)
ここから先の行程が不明で、東日原バス停は奥多摩駅から青梅街道とは違う方向を向いていて、東日原バス停から歩く姿が確認され、小川の大滝や奥多摩工業のトロッコが映し出され、大増鍾乳洞に寄り、奥多摩湖バス停から再びバスに乗った内容になっておりました
動画やネット情報を頼りに地図で色々調べたが
東日原バス停から歩いてまた奥多摩駅方面へ戻ったのかな?
そして奥多摩湖バス停からバス旅再開だが、大増鍾乳洞から奥多摩湖までかなり距離があるのでどうやって移動したか不明
恐らくロケバスを使ったか?
奥多摩湖〜峰谷(西東京バス)
途中熱海バス停や湯場バス停、雲風呂バス停と面白い名前のバス停が紹介された
テロップでは峰谷で下車したような表記でしたが、実際はだいぶ手前の女の湯バス停で下車した
この辺は温泉があるようで、ここて一泊
翌日は女の湯から峰という集落まで歩いた
ポツンと一軒家に出てきそうな山深い場所だ
峰谷橋〜丹波(西東京バス)
丹波はたば、と読む
途中から山梨県丹波山村に入る
青梅街道の路線バスはここで途切れる
この先はひと山、ふた山を越えて11キロ先の落合バス停までバスは無い
余談だが、奥多摩駅から山梨県へ抜けるには丹波山村・青梅街道経由は無理で、青梅街道から大きく外れ小菅村経由で大月駅へ抜けるしかない
と当時はこんな感じだが
約35年経過した現在はどうか?
新宿追分〜新宿駅西口(都営バス・品96)
新宿駅西口〜高円寺陸橋(都営バス・宿91など)
*新宿駅西口から杉並車庫へは行けなくなり、一個手前の高円寺陸橋で乗り換え
高円寺陸橋〜阿佐ヶ谷駅南口(都営バス・京王バス・渋66)
阿佐ヶ谷駅南口〜荻窪駅北口(関東バス・阿05)
*当時は西武バスだが、今は西武バスでは行けません
荻窪駅北口〜慈雲堂前(関東バス)
慈雲堂前〜田無町二丁目(西武バス)
*田無本町二丁目は現在田無町二丁目となっている
田無町二丁目〜小平合同庁舎(西武バス)
小平合同庁舎〜青梅車庫(都営バス・梅70)
*都営バス梅70系統は放送当時、田無二丁目から乗れたようだか、現在は途中の花小金井駅近くの小平合同庁舎から乗る事になる
昔は阿佐ヶ谷駅から出ていて、荻窪駅を経由して田無駅入口、小平駅を経由して青梅車庫までの路線だった
昭和末期に阿佐ヶ谷駅〜田無本町二丁目が廃止された
番組放送当時は田無本町二丁目が始発のようだ
その後花小金井駅まで短縮された
青梅駅〜御岳駅(西東京バス)
御岳駅〜川井駅(徒歩)
*今も昔もこの区間は徒歩なんだなぁ
川井駅〜奥多摩駅(西東京バス)
奥多摩駅〜丹波(西東京バス)
*動画では色々寄り道したけど、実際は奥多摩駅から直通で丹波バス停まで行けます
とまあ、こんな具合で青梅街道の新宿から丹波まで途中徒歩がありますが昔も今も路線バスで辿る事が出来ます。