義姉という生き方。
今日、義姉に会った。
夫の姉。私と一回り違い。
義姉は気のいいひとで常識人。至っていい人で、裏表があまりなく、わりかしストレートで嫌味のない人。
だから付き合いやすい。
しかし。
いつもの通りまあそれなりに楽しかったといえば楽しかったのだが、
いつもの通りまあ、、、疲れた。
義姉夫婦には子供がいない。授からなかったのだ(原因は義姉ではなかった)
義姉は話し好き。いつの間にか話し出すと止まらない。
そして話す内容はたいてい
自分は恵まれている。
の一言に、尽きる。
そしてたいてい延々と繰り出される話は正直
もう聞いた話である。中には3割くらい新しい内容も混じるが。
お友達二人の話
母方の親戚の話
夫や両親兄弟とその連れ合いの話。姑の話。
自分がいかに大事に育てられてよい旦那に恵まれたか
いい友達に恵まれたか
ということを延々と話すのだ、
私は年下なので聞いてるが、この話の次はこういう展開だな、と大体わかる。
繰り返し言うが、姉はいい人である。
外面よく愛想振りまく裏で悪口言いまくるどこぞの親戚ども、言え、親戚の皆さまとはえらい違い(笑)
私の実家側の親戚やご近所は、外面良いくせに嫌味で性格が悪い人が、多かった、気がする。
まあそういう人たちは一人ひとり虹の橋を渡っていっちゃいましたけれどね(笑)(虹の走ってペットの渉は死のことを言うらしいわね)
しかしいかんせん、おしゃべりなのだ。
おしゃべりと聞いて思い出すのが、これまた超ウルトラスーパーおしゃべりの、実家の母の末の弟.A叔父である。
A叔父は人脈が広く派手で(有名人が複数)経歴も公務員ながら面白く、叔父も立て板に水で新聞の一面から三面記事まで微に入り細に入りアナウンスするようにばあーーっとものすごい勢いでしゃべる。
義姉の取り留めない結局は自分って恵まれてるのよね話をききながら、叔父を思い出した。
似てるわ。この二人。
共通項をあげてみると・・・
既婚。子供なし
ものすごいおしゃべり。
結局最後は自分がいかに恵まれてるか・優れているか・人よりもよいか
ということを異口同音に言っているに過ぎない。
で、聞いていると、結局すっごく疲れる。
あと一個あった。
人の話は聞いていない。自分がしゃべりたいだけ。
相手は相槌打ってりゃいいのよというスタンスではと。
あーあ、疲れたよ。
義姉は、お付き合いを大事にしないとと言って私にお茶をおごってくれたのでありがたくごちそうになった。
でも
さ、ご馳走してあげたでしょ、これからも私の話たっぷり聞いて頂戴ね
と言われている気がしてなんかと思う私はひねくれてるのだろうか(笑)
そういえばおじにもこないだ美味しいお寿司御馳走になった。
引越しした叔父をアポなしで訪ねて入れに入れてもらったが、
叔父は私に椅子もお茶も進めずほぼほぼ一時間立ち話、しかも毎度お決まりの自慢話・・・
たぶん、義姉と叔父は、フラクタル心理学的に言うと同じエッセンス
同じエッセンスの表れなのだろう。そしてそのエッセンスの種は自分の中にあるので、
こういう自画自賛時間泥棒口から生まれた星人をあしらうには、自分が変わらないといけないということだ。
このおしゃべり宇宙人たちに共通するエッセンスは何だろう。その本質を見出し、それを自分が修正しないといけないということよね。頑張るわ。
狭い世界でお金をがっちりため込み管理しながら
ご主人をいいように運転手代わりにする。
義姉も苦労してきてないわけじゃない。10年前にがんを患い闘病もした。でも転移する性質ではなかったらしく今は元気にしている。そういう苦労は、してきている。だから人の痛みは普通にわかる人でよかったとは思う。
そういう生き方もあるのだろう。