【閃き】記憶に残る広告 | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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皆さま、こんにちは。
税理士・公認会計士(船戸明)の「本業ブログ」にようこそ。

 テレビを見なくなり、見るとしてもNHKのドキュメンタリーなどで、ということは必然的に、テレビCM(コマーシャル)を見る機会がめっきりなくなりました。「ほらCMでやってるやん」という話題には、大変申し訳ないのですが、まったくついていけません。

 覚えているテレビCMといえば、中谷美紀さんの日本石油とか、牧瀬里穂さんのポッキーとか、テレビの中のテレビ画面から水が噴き出してくるホテルニューアワジ(昭和の関西人なら「♪ほてる にゅ~う あ~わぁ~じぃ~♪」(公式HPより)とほぼ全員歌えると思う)とか、大昔のものばかり。その影響か、確かにガソリンはエネオスで、ポッキーは今でも好きです。

 それより印象に残っているのは、新聞の全面広告でしょう。「義理チョコはやめよう」と謳ったゴディバとか、大塚寧々さんのホーキンスとか、今でも毎朝新聞を読むときにどんな広告に出会えるか、楽しみにしています。

 思えば平成以降、広告が出る場所も多様化してきました。エスカレーターの手すりに広告が出たときの衝撃は今でも覚えています。ラッピング車両も増え、アイデア次第で公告になる場所はまだまだあるのでしょう。

 数日前から、日本経済新聞文化欄に「世界を変えた公共広告」という小さな連載記事が掲載されています。昨日(6日)は、コロナ禍で休店を余儀なくされた飲食店とビールメーカーの話題でした。「そこでハイネケンは大胆な決断を下した。ビルボードなど屋外広告に向けた広告費のうち750万ユーロの使途を振り替え、休業しているバーのシャッターをメディアとして購入、そこにビールの広告を出稿することにしたのだ」(6日、日経)。

 これは素晴らしいアイデアだと思います。出向された広告には、“See this ad today,enjoy this bar tomorrow”の文字が掲げられていました。そんな広告を見たら、間違いなくハイネケンを買ってしまいます。自社だけでなく、バーも助かる。思いついた人と、そのアイデアを共有した人たちの「ワクワク感」が伝わってくるようです。

 そういえば税理士の同業者でも、新聞に全面広告を出している組織がありました。最近見ないのは、どういうわけでしょう。目的を達したのか、存在しなくなったのか。流行らないものはすたれない、と語ったのは大瀧詠一さん。広告は出すものではなく、見て楽しんで行動に移すもの。今朝の新聞が楽しみです(広告も連載記事も)。




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