【対話】エクセルとPDF | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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毎朝4時起き、スポーツと読書が大好きな税理士/公認会計士がお送りする税務・会計に関する本業ブログです。
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皆さま、こんにちは。
税理士・公認会計士(船戸明)の「本業ブログ」にようこそ。

 税理士の仕事をざっくり分けると、日々の取引を記帳する会計業務と、申告書や各種届出書を作成する税務業務に分類できると思います。もちろん、付随する給与関係業務や各種相談、相続対応など仕事は多岐に渡りますが、ざっくり言えば会計と税務でしょう。

 もちろん、今は手書きの時代ではなくソフトの時代です。会計ソフトは、弥生会計。税務ソフトは、達人シリーズ。たまたまの流れで使い続けていますが、相性の良い組み合わせだと感じます。弥生から達人への連動も簡単で、電子申告や電子納税、納付書での納税など、様々な場面でさほど苦労することはありません。

 1点あるとすれば、ソフトの問題ではなく、資料の作り方をどうするかの問題でしょうか。たとえば、弥生会計の試算表には前期比較ボタンがあり、チェックをすれば簡単に前期比較試算表が作成できます。問題はその次の段階で、そのままPDFに印刷するか、エクセルに落として加工するか。

 PDFに印刷すれば、見た目は美しいのですが、特に補足説明を加えることができません。いや、PDF加工ソフトを使えばいいのですが、ペタペタとコメントを付すのも手間のように思えます。

 一方、エクセルにデータを落とすと、加工はしやすいものの、見た目が崩れてしまう。その見た目を整えるのに手間がかかります。

 どちらの手間も、ソフトを使いこなしていないだけなのかもしれません。エクセルでも、おそらく機能の1割くらいしか使っていないと思います。そんな私ですら、人にエクセルの使い方を教えることがある。「Ctrl+C」「Ctrl+V」などはエクセルに限らない基本中の基本だと思いますが、関数の式の設定や数字コピーの仕方など、こちらは当然と思っていても人が知らなかったり、その逆もあったり。

 ネット画面で「F3」キーを押せば文字が検索できる。そんな簡単なことを知ったのも、つい1年くらい前だったような気がします。

 個人の所得税確定申告が追いこみの時期になってきました。会計業務と申告業務が一気呵成にやってくるのが個人の所得税です。進捗割合は8割強。ここでも、ふと思います。PDFにしようか、エクセルにしようかと。無機質な資料か、作りこんだ資料か。いや、そこまで考えなくてもよいか。。。

 今朝は、エクセルの資料を送りました。




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