【閃き】平日と休日 | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

毎朝4時起き、スポーツと読書が大好きな税理士/公認会計士がお送りする税務・会計に関する本業ブログです。
トピックスやふとした疑問から、税務・会計の話題を毎日お届けします。

こんにちは。
税理士・公認会計士(船戸明)の「本業ブログ」にようこそ。

 先日、車で何気なく聞いていたFM放送。ゲストに歌手のMISIAさんがオンラインで登場しました。

 まず、その声にビックリ。歌っているときと違い、ごくごく普通の声なのです。普通ってなんだ、というツッコミがありそうですが、日常接する人たちの声や会話と変わりません。知らずに聞いていたら、とても紅白歌合戦で紅組のトリを務めた人とは思わないでしょう。いや、今でも、あれはMISIAさんじゃなかったのかも、と半分くらいは思っています。

 印象に残った話は、休日の過ごし方について。「結局、音楽を聞いてますね。休日と仕事の境目がないというか、何をしていても気づいたら音楽に結びつけて考えています」といった趣旨のことを語っていました。

 MISIAさんと並べて語るのも恐縮ですが、税理士も同じです。人と話していても、買い物をしていても、本や新聞を読んでいても、「税に絡む視点はないだろうか」「スーパーの値札は税込みだろうか」「ブログに書けそうな話はないだろうか」「この話とあの話は同じことを言っているのではないか」と考えてしまう。で、何か発見があると、その日のブログやメールマガジンに織り込みます。

 1人事務所ですから、平日休んでも、休日働いても、なんでもあり。その生活が長く続くと、平日と休日の境目はなくなるものでしょう。ただ、仕事は相手があることですから、相手が動いている平日を無駄にダラダラすることにはうしろめたさを感じます。逆に、相手が動いている(こちらの)休日ならば、答えなければと思ってしまう。

 今月、日本経済新聞『私の履歴書』を連載している野村ホールディングス名誉顧問の古賀信行さん。先日、日立製作所の社長、会長や、経団連会長を歴任し、2021年に亡くなった中西宏明さんのエピソードを紹介していました。「ゴルフ大会を主催する企業の経営者に頼まれ、私からプロアマへの出席を頼んだことがある。答えは「平日だから参加は無理です」。すぱっと、ごく自然に断る雰囲気は中西さんらしかった。日立もプロアマを開いている。調べてみると土曜日の開催。本当に徹底していた」(28日、日経)。

 平日に休むことへのうしろめたさ。休日に休むことへのうしろめたさ。あくまでも1人事務所だからこその思いですが、そもそも「知りたい」「深めたい」「追求したい」と思う気持ちに、平日も休日もありません。平日の新聞も面白いですが、休日の新聞も科学や文化や芸術など、違う視点で面白い。休んでいても、働いていても、まずは自分が面白いと思う気持ちに素直でありたいと考えています。




【お知らせ】-------------------------------------

日刊「早起き税理士のスポーツ観戦記」配信中!
→ https://www.mag2.com/m/0001147393.html
週刊「週刊経理便」配信中!
→ https://www.mag2.com/m/0001689556.html
船戸明会計事務所ホームページ 更新中!
→ http://asayoji.fan.coocan.jp