【対話】需要と供給 | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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毎朝4時起き、スポーツと読書が大好きな税理士/公認会計士がお送りする税務・会計に関する本業ブログです。
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こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。

 ブログには、書き手がいて、読み手がいる。順番は逆かもしれず、読み手がいるから、書き手がいるのかもしれませんが、いずれにしても、双方がいて一定の関係が成り立つのだと思います。

 メールも、手紙の電子版ですから、出す人がいて、受け取る人がいる。受け取ったら1時間以内に返事を出す、が目標ですが、まだ達成率は5割くらいでしょうか。その日のうちに返事を出す、は当然100%です。

 需要と供給があり、その交わるところで価格が決まる。大学での話だったかと思ったら、きっと違って、中学校だったかもしれません。ネットで検索すると、中学生向けの解説がたくさん出てきます。

 分かっているつもりでも、分かっていない。自分の目線だけで見てしまうと、相手の視線を見失う。ガソリン価格を始め、石油の需給が逼迫していますが、なぜ産油国は原油を増産しないのか。需要側の目線だけで見ていたと感じさせられる記事がありました。

「国営石油会社サウジアラムコの幹部はかつて筆者に、「消費国がエネルギー安全保障として原油の長期安定供給を望むように、われわれは長期安定需要を望む。それが産油国にとってのエネルギー安全保障だ」と力説した」(13日、日経)。

 環境問題が重視されるようになり、原油の需要が長期的に安定する保障がないのなら、産油国としてもリスクを取れない。「生産能力拡大には多額の投資が必要だし、増産体制を維持するコストもかかる。継続的な実需の拡大という前提抜きで、相場を冷やすために増産する発想は産油国には乏しい」(同)。

 ブログやメールマガジンを書いていると、1つの文章を書くのに30分かかることがあります。ということは、普段、自分が読んでいる文章も、それだけの時間をかけてひねり出されたものかもしれない。1枚のFAXを送るのに、それなりの時間と労力がかかることがあります。ということは、(以下同文)。

 朝起きてから、夜眠るまで、ありとあらゆる場面で人との関係性の中を過ごしています。価格がつくかどうかはともかく需要と供給の関係があり、実際に会うかどうかではなく、何らかの形でつながり、会話を行ない、関係を構築していく。だからこそ、「なぜ」と考える必要があるのでしょう。なぜ、産油国は増産しないのか。なぜ、メールの返事がもらえないのか。なぜ、相手は無茶な要求をしてくるのか。独りよがりの視点に陥らないよう、「なぜ」という問いを持ち続けていたいと考えています。




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