【対話】変化を取り込む | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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毎朝4時起き、スポーツと読書が大好きな税理士/公認会計士がお送りする税務・会計に関する本業ブログです。
トピックスやふとした疑問から、税務・会計の話題を毎日お届けします。

こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。

 経営者の方と話していても、昨今の時代背景を反映した商品やサービスの話になることがよくあります。この商品を導入すればCO2が削減されるとか、こうしたサービスで地域を活性化するとか、女性の社会進出(←この表現も謎ですが)のために役立つとか。新聞でも、環境の話題を目にしない日はありません。

「今後の産業競争について、米コラムニストのトーマス・フリードマン氏は「変化を加速する3つの力」を著書「遅刻してくれて、ありがとう」で指摘する。3つとは、地球温暖化、経済の相互依存、指数関数的な半導体の高集積化(ムーアの法則)だ」(1月15日、日経)。

 脱炭素、グローバル、デジタル技術、と記事は言い換えていますが、それより「遅刻してくれて…」という著書のタイトルが気になるところ。「何より私たちは、スマホ登場以来、ツイートしたり写真を撮ったりに忙しく、「考える」時間すら失っている」とはアマゾンで紹介されている内容です。遅刻で時間がずれる。変化の激しい時代だからこそ、ずれ、すき間、のりしろ、といった無為の時間が必要ということでしょうか。

 話がそれましたが、2022年度税制改正でも、脱炭素やデジタル、グローバル、といった言葉が並びました。税理士制度に至っては、「税理士の業務の電子化等を通じて、納税義務者の利便の向上及び税理士の業務の改善進歩を図るよう努めるものとする旨の規定を設ける」とされています。

 申告書の提出や各種書類の提出など、電子申告や電子申請が主流になりました。納付書の取り扱いをやめる金融機関が増える中、納税も電子納税が進んでいます。むしろ、かなり電子化が進んでいる業界ではないかと思うくらいに。

 このブログにしろ、週に1度配信している「週刊経理便」というメールマガジンにしろ、意識しているのは「風を入れる」ということ。社会は次々と変化し、新しい風がいつも吹いています。その動きに敏感でありたい。日常生活にどう影響を与えるのか。税理士の分野にはどんな風が吹くのか。

 ちなみに、今週のメールマガジンが届いていない、と読者の方から指摘をいただきました。あれ、配信したはずで、実際に自分のメールアドレスには届いていたけれど……そう思って確認したら、もう1つ発行している別のメールマガジンで配信してしまっていました。ご指摘に感謝です。

 メール、メールマガジン、ツイッター。10年から20年以上使っていますが、仕事で使うツールは、意外に変わっていません。社会は変わっていきますが、その底流に変わらないものがあるはず。その違いを知るためにも、変化の観察を怠らないようにしたいものです。




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