こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。
複式簿記を採用する限り、
貸借対照表の左右は一致します。
つまり、
「資産=負債+純資産」という等号は常に成り立つ。
右側の負債や純資産は、資金をどこから調達してきたか。
左側の資産は、調達した資金をどこに使っているかを示します。
等号。
左右一致。
そうした発想を、
おはよう、こんにちは、と同じくらい基本的な言語としているのが会計士。
物事を追いかけて、何か矛盾がある。
そのときに、その矛盾を放っておけるかどうか。
もちろん、物事によりますが、
特に数字の場合、違いや矛盾が気になってしまうのが会計士の性分。
ま、いっか。
仕事の場面では、採用してはならない態度です。
もう1つ、複式簿記の実用的効果は、
何か会計処理にミスがあると、
そのミスが残高(貸借対照表)の矛盾として現れること。
現金が合わない。
売掛金が合わない。
不明な未払金が残っている。
最後に貸借対照表を確認することが、
ミスの発見に役立つのです。
複式ですから、
物事を一面からは捉えず、多面的に捉える。
給料(給料)に、未払残業代(未払金)がある。
豪邸(建物)の裏には、ローン(借入金)がある。
ベンツ(車両運搬具)の裏には、ローン(借入金)がある。
見える華やかさにごまかされることなく、
見えない側面も見えるようにするのが複式簿記。
それが共通言語の仕事につけたことは、
幸運だったと思っています。
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