こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。
記憶力は、悪いほうです。
ほんとに、嘆かわしいくらいに。
なんでこんな処理なんだろう、と思い、会社の人に聞くと、
「先生に言われてこういう処理にしました」ということが、
しばしば(というほどでもないですが)。
覚えていない・・・
でも、間違いなく言ったのだと思います。
いや、言ってません、
なんて言ったところで始まらない。
こういう場面で発する言葉は、
真偽に関係なく、すべて言い訳です。
ということで、ここ4年ほどは、
記憶より記録(スポーツのメールマガジンと逆の主張?)。
毎日の仕事内容や判断を、
ノートやらテキストメモやらに、極力残すようにしています。
だからといって、覚えているわけではないのですが、
自分の記憶力がまったく頼りにならない、ということは学びました。
先日、とある経営者の方に渡された1冊の本。
JALを再建した稲盛和夫さんのことを、
そばで25年一緒に働いてきた大田嘉仁さんがまとめた
『JALの奇跡』(致知出版社)です。
読み始めたばかりで、
まだJALの話にはなっていませんが、
大田さんが京セラ入社5、6年目のエピソードをご紹介しましょう。
ある業績の悪かった年の忘年会。
営業担当役員の機嫌は悪く、
営業社員に厳しい話が続いていた。
そこへ、遅れてやってきた稲盛社長が言ったそうです。
「確かに今年は実績が悪い。しかしそれは全部社長である私の責任だ。君たちは一生懸命頑張ってくれたのに、私の経営がへたくそなばっかりにこういう悪い実績になってしまった。大変申し訳ない。今日は楽しい忘年会にしてほしい。そして来年はさらに頑張っていい実績を出そう」(P.32)
シュレッダーが混雑。
ニューオータニで5000円。
反社会的勢力の人は「結果的に入った」。
目を覆うような言い訳のオンパレード。
これが企業なら、退場への道をまっしぐらでしょう。
上がやっているからいい、と真似するのではなく、
これじゃあダメだよなあ、と反面教師にして、
言い訳でなくすべて引き受ける姿勢を忘れないようにしたいものです。
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