【対話】思いをはきだす | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。

 ガス・ヴァン・サント監督が、
 渡辺謙さん主演で2016年に製作した映画『追憶の森』。

 なるほど、そういうことか、
 と最後に膝を打ったのですが、
 その内容の話ではなく。

 倦怠期に入った夫婦生活を振り返る場面で、
 何気ない、こんな台詞が語られます。

「お互い、自分の思いをタンスの奥にしまい込んだ」

 そのとき、妙に耳に残り、
 今でも、時折、思い出しています。

 なるほど、
 お互いがしまい込むから問題なのであって、
 少なくとも一方が思いをはきだしていればいいのだ。

 そう納得したからなのだと思います。


 ふと思い出したのは、先日、
 お互いが、ともに、違う形で思いをはきだす場面を目にしたから。

 特に、後からはきだした方の、
 もう言わずにはいられない切迫感が、
 妙におかしかったのです。

 ただ、夫婦という並列関係なら、
 少なくとも「どちらか」が思いをはきだせばいい。

 でも、親子や、上司・部下といった、
 構造的に力関係を内蔵している間柄では、
 両方が、あるいは、抑え込まれがちなほうが
 思いをはきだせる環境が必要なのでしょう。


 経営者と税理士なら。

 もちろん、経営者に思いをはきだしてもらわないと。
 税理士も思いを伝えますが、
 順番の後先を間違えないようにしないといけません。




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