こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。
昨日(2019/5/28)の日本経済新聞『大機小機』。
「社外監査役に期待されること」と題したコラムで、
不祥事に対して監査役に求められる役割が論じられていました。
「不祥事が起きるたび、監査役や監査法人は何をしていたのかと言いたくなる。現場は強化される監査基準やルールに気を取られ、問題の本質を見逃しているようにもみえる」。
で、何が求められるか。
「まず監査法人を活用しきれていない」。
「リスクマネジメントに関する経験と力量も不可欠」
「経営者の視点から環境変化に対する洞察力と思考力を持つことだ」
その通りでしょう。
グーの音も出ない。
ただ、そうした力量を備え、
経営者にも直言できるような人であれば、
社外監査役というポジションに留まっていないような気もします。
企業が道を誤らないこと。
そのために社外取締役や社外監査役といった
社外の人間の経験が重要という点では、異論ありません。
ただ、社外の人間の個性にだけ依存するのも、
少々、難があるでしょう。
そういった仕組みに耳を傾ける。
社外の人間の直言を聞き入れる。
周囲の理解も不可欠です。
そして、その周囲の理解のためには、
つまり社内の人間が社外の人間に耳を傾けるためには、
世論の後押しと社外の人間の不断の研鑽が必要なのだと感じています。
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