こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。
頭痛、風邪、腰痛、尻痛(?)、股関節痛…
どうも、昨年12月以降、
体調が万全なときがなかなかありません。
家族も順繰りに風邪をひいて、
全員が万全というのは難しいものです。
で、仲野徹さんの『(あまり)病気をしない暮らし』(晶文社)を
再度、本棚から引っぱり出してきました。
「(できるだけ)風邪をひかない暮らし」という項目に、
まず風邪とインフルエンザの違いが書かれています。
「インフルエンザ=流行性感冒は一般的な風邪=感冒とは別物なのです」(P.256)。
なるほど。
で、風邪の研究はなかなか進まない。
「大きな理由は、放っておいても数日たてば治るということ、そして、原因ウイルスがたくさんあるので研究が難しいということ、です」(P.257)。
風邪にかかりやすい人と、そうでない人がいる。
確かに、そんな気はしますが、おそらく遺伝と環境の両方だろうと。
「まぁ、言うたらなんですが、知能だろうが身長だろうが何だろうが、ほとんどは、「氏=遺伝」と「育ち=環境」の両方が関係している、と言ってほぼ間違いはありません。このことは覚えておいて、ときどきえらそうに誰かに教えてあげたら、賢そうに見えますからお勧めです」(P.258)。
おもしろい…
では、どうすれば風邪が防げるのか。
「ウイルスの侵入部位は、上気道、すなわち口や喉です。そこへウイルスがやって来るのは、飛沫か接触です」(P.259)。
そして風邪の場合、接触がメインなのだとか。
「もちろん飛沫もありえるのですが、よほど濃厚な接触の場合だけなので、マスクは予防にはあまり役立ちません。なので、重要なのは手洗いです」(P.260)。
ただし、インフルエンザは飛沫感染しやすく、マスク着用はある程度効果あり。
「が、それも絶対的ではありませんし、インフルエンザも付着で感染します。ということで、インフルエンザも風邪に劣らず、手洗いによる付着感染の防御がとっても大事なのであります」(P.261)。
でも、かかるときはかかる。
かかったら、どうすればいいか。
「くり返しになりますが、タミフルのようにインフルエンザウイルスに対する薬剤はありますが、いわゆる風邪ウイルスに効くような抗ウイルス薬はありません。それから、抗生物質は不要です。というよりも、飲んではいけません。前章にも書いたように一般的な抗生物質は細菌に対するものですから、ウイルスには効果がゼロです。その上、副作用が出る可能性がありますし、耐性菌=抗生物質が効かない細菌、を産み出す危険性もあります」(P.262)。
で、結論。
決定的な予防法も治療法もない(ただ、とにかく手洗いは大事)。
「なんかもう、当たり前すぎてスミマセン。まず、風邪はひかないようにする。それでもひいたら、無理をして仕事に出ず、ゆっくりするのがいちばんということですわ」(P.264)。
体調がよくなるかは不明ですが、
人にうんちくを語れそうな知識が、3つほど増えました。
【お知らせ】-------------------------------------
日刊「早起き税理士のスポーツ観戦記」元気に配信中!
→ http://www.mag2.com/m/0001147393.html
週刊「早起き税理士のちょっとひと言」元気に配信中!
→ http://www.mag2.com/m/0001150113.html
船戸明会計事務所ホームページ 元気に更新中!
→ http://asayoji.fan.coocan.jp